現地時間12月４日にプレミアリーグ第14節が開催され、日本代表のキャプテン遠藤航が所属する首位のリバプールは、11位のニューカッスルと敵地で対戦。３－３のドローに終わり、公式戦の連勝が７でストップした。

　カーティス・ジョーンズとモハメド・サラーの得点で二度のビハインドを追いついたリバプールは、83分にサラーが勝ち越し点を挙げ、この試合で始めてリードを奪う。しかし終了間際の90分、FKから痛恨の同点弾を浴び、ニューカッスル撃破とはならなかった。

　クラブ公式サイトによれば、アルネ・スロット監督は「引き分けに持ち込めば良い結果だと思える瞬間があった。それは主に前半だ。後半、特に私たちが得点して１－１とした後は、本当に素晴らしかった。我々は多くの良いチャンスを作った。だが、３－２で終了する１分前に追いつかれ、勝点２を落としたのは残念だ」と思いを伝えた。

　今季に就任したオランダ人指揮官はそのうえで、２ゴール１アシストと大活躍したサラーに言及。リーグトップの13ゴールと絶好調のエースは、今夏に契約が切れるため、去就が注目を集めるなか、「長期的な将来を予想するのは難しい。唯一言えるのは、彼は今とても良い位置にいるということだ」と切り出し、こう続けた。
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「彼は良いチャンスを得られる非常に優れたチームでプレーしている。だからこそ、スペシャルなことができるんだ。私にとって、彼をさらに特別な存在にしているのは、当初は『今日はベストなプレーをしていない』と思ったのに、30分間にアシスト、２ゴール、シュートをバーに当て、常に脅威であり続けたことだ。そこまで豹変する選手はそうそういない。特別な選手だよ。それは誰もが知っている事実だ」

　次節は中２日で、エバートンとのマージ―サイドダービーだ。15位に沈む同じ街のライバルをきっちり倒し、再び長い連勝を記録するための足掛かりにできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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