EURO2016
グループB1節
6月11日(土)/18:00(日本時間:25:00)/ボルドー
ウェールズ×スロバキア
主審:スバイン・モーエン(ノルウェー)
【注目ポイント】
●ベイルにいい形でボールを渡せるか
●世界王者ドイツを破ったスロバキアのセットプレー
【試合展望】
EURO本大会のピッチに初めて降り立つウェールズは、歴史的な初勝利を挙げて波に乗りたいところだろう。
直近のスウェーデン戦(強化試合)は0-3で完敗したものの、逆に気を引き締めて本番に臨めるはず。幸いにしてベイルやラムジーら「黄金世代」をはじめとする主力に怪我人はおらず、ベストの布陣が組めそうだ。
カウンター戦術をメインとしながらも、中盤のタレント力でやや上回るこの試合では、ポゼッションである程度優位に立てるだろう。ハムシクを起点に仕掛けてくるスロバキアの鋭い速攻に警戒しつつ、どれだけベイルにいい形でボールを渡せるか。安定したパス出しで攻撃を操るアレンの出来も、成否を左右するファクターだろう。膠着した局面では、ベイルの直接FKも大きな武器になってくる。
セットプレーは、スロバキアにとっても重要な得点源だ。世界王者ドイツを3-1で下した5月29日の強化試合では、2点をFKから奪っている。ヴァイスの正確なキックにCFドゥリシュ、あるいはCBシュクルテルが合わせるパターンは、カウンターと並ぶ攻撃の柱だ。
互いに避けなければならないのは、危険エリアでの軽率なファウル。この試合は、セットプレーも大きな見どころだ。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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命運を握るレフェリーにも注目!!/スバイン・モーエン