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「最も危険な選手を代える理由はない」久保建英のダービー“早期交代”にソシエダ番記者が苦言「天才がランプをこするのを待つのが定石だ」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2024年11月28日

「素晴らしいプレーをした選手は一人もいなかった」

バスクダービーで早期交代となった久保。(C)Getty Images

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 サッカーは全くもって刹那的だ。レアル・ソシエダが首位のバルセロナを撃破したことはすでに過去の話にされている。バスクダービーの72時間前にコパ・デル・レイの試合(ジョベ・エスパニョール戦)を開催する仕打ちが物議を醸し、おかげでソシエダは全体練習を1回行なっただけでビルバオに到着した。

 対照的に、明らかな理由で代表に招集される選手が少ない対戦相手のアスレティック・ビルバオは、ほぼ丸2週間の練習を経て試合に臨んだ。

 ソシエダにとって中でも最も心配されていたことの1つが、タケ・クボ(久保建英)のコンディションだった。いつものように日本代表の活動を終えて長時間のフライを経て復帰し、一部のヒステリックなファンの間ではこの大一番に攻撃の中心選手がスタメンから外れる可能性も指摘されていた。

 しかしイマノル・アルグアシル監督が用意したスタメンにサプライズはなかった。タケは、ミケル・オジャルサバル、アンデル・バレネチェアとともに3トップを形成。昨シーズンは3人の揃い踏みは良いことが起こる前兆だったが、今回は逆の意味でいつもの結果だった。ソシエダは0-1で敗北。これでアウェーのアスレティック戦は4シーズン連続の黒星だ。
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 アスレティックが特別良いプレーを見せたわけではない。ソシエダが、自分たちの強みを押し通すためのアイデアを見せることがないまま敗れ去った。端的に言えば、ダービーに相応しくないパフォーマンスで、合格点を与えられる出来だった選手は皆無だった。このような様々な感情を呼び起こす試合での度重なる失態は、遅かれ早かれ高い代償をもたらすものだ。

 タケも例外ではなかった。対峙したのは、ユーリ・ベルチチェ。激しい接触も辞さない闘争心溢れるDFで、これまでも熾烈なマッチアップを繰り広げきた。さらにアスレティックは分厚い守備網で、その周辺も固め、タケが右サイドで大暴れする余地はほとんどなかった。

 したがってタケが作った見せ場は片手で数えられるほどだった。この日最大の決定機は、前半終了間際に自陣からドリブルで持ち込んで後方からベニャト・プラドスに倒されてイエローカードを誘発した直後。ドリブルで起点となって左サイドへ展開した後、バレネチェアの折り返しにゴール前に飛び込み右足を振り抜いたが、シュートは不運にも前方にいたオジャルサバルに直撃した。
 
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