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「相手にいると嫌な選手だな」マインツで奮闘する佐野海舟が“日本人対決”後に語った本音「注意して対策していましたが…」【現地発コラム】

カテゴリ:海外日本人

中野吉之伴

2024年11月09日

「絶対的なチャンスは作れなかった」

不動のボランチとしてプレーしている佐野。(C)Getty Images

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 佐野海舟がプレーするマインツは日本代表MF堂安律が主軸として活躍するフライブルクとのアウェー戦を0-0の引き分けで終え、貴重な勝点1を手にした。

 今シーズン好調のフライブルクはこの試合で勝利すれば3位浮上できる位置につけているクラブ。ビルドアップからの丁寧な組み立てには定評がある。

 マインツとしては前からうまくプレスではめ込んでショートカウンターからチャンスをという狙いがあったが、フライブルクのU-21ドイツ代表GKノア・アトゥブルから慌てることなくボールを動かす相手にいなされるシーンが散見。焦れて飛び込んでしまうと中盤にできたスペースにボールを運ばれ、後退を余儀なくされる。

 ボランチの佐野は試合後、右サイドの堂安が中に入ってくるのを警戒していたことを明かしている。

「対策の時からそこを注意するというのはやっていました。でもやっぱりそこで受けられて、ピンチになるシーンもありました。相手にいると嫌な選手だなという感じはしました」
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 前半はその辺りでうまくボールを相手陣内で奪えず、拾えず、守備時のスペース管理でも苦戦していたが、後半途中からはしっかりと5バック+2ボランチとでブロックを作り、バイタルエリアをうまくケア。堂安や左サイドのビンツェンツォ・グリフォによる中央での起点作りを許さないことで、フライブルクが攻めあぐねる時間が増えてきた。

 佐野は精力的な幅広い動きだけではなく、次の展開を見据えた的確なアタックでボールを奪取したり、ブロックして、堅守に貢献。そのあたりのやりにくさを堂安も「そうですね、マインツとやるといつもこんな感じ」と口にしていた。

 好調フライブルク相手に狙いある試合運びで勝点1を手にしただけに感触は悪くはない。

「前回の試合の反省だったりを生かして。チャンスも作れましたが、そこまでの絶対的なチャンスは作れなかったので、そこの質だったりが今後求められてくるのかなと思います」

「守備は自分たちが対策していることをしっかり出せたと思いますし、そこから攻撃につなげる形も、上手くできたかなと思います。こういう試合を勝ちにすることで、やっぱり自信になると思います。続けてやっていきたいです」
 
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