• トップ
  • ニュース一覧
  • 首位撃破“影のMOM”は福田翔生。同点ゴールで流れを引き寄せ、献身的なプレスや起点作成でも別格の存在感を放った【湘南】

首位撃破“影のMOM”は福田翔生。同点ゴールで流れを引き寄せ、献身的なプレスや起点作成でも別格の存在感を放った【湘南】

カテゴリ:Jリーグ

岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

2024年10月19日

「自分の得点やチームのJ1残留というよりも」

広島戦で同点弾を挙げた福田。今季9得点目で、ふた桁ゴールに王手をかけた。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 10月19日、湘南ベルマーレはJ1第34節でサンフレッチェ広島とホームで対戦。2-1で勝利した。

 この一戦で貴重な同点弾を叩き込んだのは福田翔生だった。0-1で迎えた48分、茨田陽生の右からのクロスの跳ね返りを福田が左足で丁寧に合わせてネットを揺らした。

 32節の鹿島アントラーズ戦以来、2試合ぶりのゴールを決めた福田は、得点シーンを次のように振り返る。

「0-1にされても、焦りはなかったです。1点取れば自分たちの流れになるのは分かっていたので、まずは同点に追いつくためのゴール、そこにフォーカスしてプレーした結果です。シュートの場面は、ボールが不意にこぼれてきた形でしたが、思いのほか冷静でした。絶対に決めてやる、という想いが得点につながったと思います」
【動画】福田翔生の貴重な同点ゴール!
 広島戦の得点は今季9点目。自身初のJ1ふた桁ゴールに王手をかけた23歳は、残りのリーグ戦4試合への意気込みを語る。

「ふた桁ゴールというのは当然、意識しています。ただ、今の目標は、チームとしてひとつでも上の順位に行くこと。自分の得点やチームのJ1残留というよりも、上を目ざす意識のほうが強いし、それはチームのみんなも同じだと思う。ここからも変わらず1試合1試合、全力で戦っていきます」

 福田の同点弾で流れに乗った湘南は、90+2分の田中聡の得点で逆転に成功。試合後に発表されるクラブ公式MOMは殊勲弾の田中だったが、プレスや起点作成のために献身的に戦い続けた福田の存在感は格別だった。

 広島戦で“影のMOM”というべき活躍を見せた福田が、次節以降も湘南がさらに順位を上げるための鍵を握りそうだ。

取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

【記事】「崩しとかいらねぇじゃん」内田篤人が指摘した森保ジャパンの見過ごせない課題。欧州強豪との“明確な差”を主張「日本代表でも見たい」
 
【関連記事】
プロ3年目でついにJ1初先発。湘南DF松村晟怜が語る喜びと意気込み「今後は自分がふたりを支えるような選手に」
町野修斗、大橋祐紀を生み出した湘南で今熱い21歳の点取り屋。リーグ5戦4発の鈴木章斗の勢いが止まらない
「信じられない忠誠心だ」遠藤航、出番激減でも“残留意向”に韓国メディアが驚愕!「たった1シーズンで主力からベンチでも…」
「信じられない」フランクフルト戦で2ゴールの町野修斗、技ありボレー弾を独メディアが絶賛!「相手GKが反応できるチャンスはほとんどなかった」
「なんという発見だ」9戦4発の大橋祐紀をブラックバーン地元メディアが絶賛!シーズン採点でチームトップの“8.5点” 「最もコスパの良い補強だった」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年6月号
    5月10日発売
    KASHIWA REYSOL
    柏レイソル大解剖
    魅惑的な「リカルド戦術」の正体
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ