• トップ
  • ニュース一覧
  • W杯出場枠が“4.5→8.5”に増加も「アジア最終予選の難しさはさほど変わらない」。識者がそう語る根拠とは?

W杯出場枠が“4.5→8.5”に増加も「アジア最終予選の難しさはさほど変わらない」。識者がそう語る根拠とは?

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2024年10月01日

彼らの突き上げによって

2試合を終えてのW杯アジア最終予選の順位表。画像:サッカーダイジェストWeb

画像を見る

「最終予選の難しさはさほど変わらない」

 北中米ワールドカップのアジア最終予選、グループA~Cの全18か国が9月の2試合を消化した時点で、識者の河治良幸氏はそんな感想を抱いた。

「連勝した日本は突き抜けた感じがありますが、全体を見るとアジアの出場枠が8.5になったからといってこのラウンドの難しさは変わらない印象です。ただ、プレーオフに回った時のチャンスが膨らみました」

 今予選は各グループの上位2チームが本大会出場となり、3、4位がプレーオフに回る。アジア枠が4.5だった前回大会と違って、プレーオフで本大会行きの切符を手にできるチャンスが広がった。プレーオフ進出の6か国はまず3チームずつに分かれて総当たりのリーグ戦を行なう。そこで各組の1位は本大会出場となり、2位同士は大陸間プレーオフの出場権をかけて戦う。いわゆる“敗者復活”が複数あるようなシステムなのだ。

 枠が広がったことで、日本、韓国、サウジアラビア、イラン、オーストラリアなどワールドカップ出場の常連国以外のチームのモチベーションは高い。そもそも、今年のアジアカップを見ても分かるように、「アジア各国の底上げが凄い」(河治氏)。

「インドネシア、ウズベキスタンなど第2グループと言われている国が力を付けていて、彼らの突き上げによって最終予選のレベルが高くなったと思います」
 
 現行の最終予選は「厳しい戦い」と見ている河治氏も「最終的に8チームもしくは9チームがアジアから本大会に出場できるわけで、出場国が出揃った段階で初めて『予選の難易度は低くなった』と感じるはずです」と話す。

 ただ──。

「各グループで2枠を決める戦いで、難易度が低い感覚はありません」

 日本も10月のサウジアラビア戦、オーストラリア戦で勝点を落とすようだと、雲行きが怪しくなる恐れもあるか。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

【記事】「他の国は日本に脅威を与えられない」アジアでは別格!2戦12発の森保Jに中国メディアが脱帽! 日中の差に愕然「0-7で敗れたのは我が国最悪の汚点と…」
 
【関連記事】
「僕が中国にいる数年で優れた選手をほとんど見たことがない」日本に歴史的惨敗の中国代表を元ブラジル代表オスカルがバッサリ!「ウー・レイも…」
「日本のW杯優勝は冗談ではない」森保ジャパン、FIFAランク16位上昇に中国驚嘆!「トップ10に入るのも時間の問題」「低すぎるぐらいだ」
「日本はアジアを超えて世界レベルになった」「なぜここまで…」大勝続く日本代表に韓国メディアが驚嘆! 日韓の差に嘆き「韓国は9月も期待に応えられなかった」
日本の突破は99.4%、予選敗退はなんと0%。W杯アジア最終予選勝ち抜けの可能性を海外サイトが発表!「中国は屈辱の0.3%」
今の日本代表は“史上最強”なのか。4度W杯に出場した長友佑都の見解は?「長谷部さんと話したんですけど…」【現地発】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • ワールドサッカーダイジェスト 欧州クラブ名鑑の決定版!
    9月12日発売
    2024-2025
    EUROPE SOCCER TODAY
    ヨーロッパ・サッカー・トゥデイ
    シーズン開幕号
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 注目クラブを総力特集
    10月10日発売
    名門復活のとき
    清水エスパルス2024
    悲願のJ1復帰のその先へ
    スペシャル企画で徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 新生バルサが登場
    10月3日発売
    ヤマル、ペドリら超逸材が躍動!
    バルセロナ徹底解剖
    ドイツ人指揮官が率いる
    超名門の魅力に迫る
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ