「シーズンを通じて起用できる選手だとグラスナーは信頼している」
イングランドでの1年目は、順風満帆のスタートにならなかった。
今季からクリスタル・パレスに移籍した鎌田大地は、まだプレミアリーグで勝利を経験していない。チームは開幕から連敗スタートすると、その後は3試合連続ドロー。5試合を消化して、3分け2敗という成績だ。
カップ戦では1得点、2アシストを記録した鎌田も、リーグ戦では試合ごとに先発出場とベンチスタートを繰り返している。前節のマンチェスター・ユナイテッド戦で初のフル出場を果たしたが、ゴールやアシストはまだ記録していない。
『The Athletic』は9月25日、「大きな期待がまだ現実になっていないというのが現実だ」と、鎌田の出来が加入前の期待に応えるほどではないと報じた。
「パレスが昨季最後の7試合で6勝して以降の期待が大きすぎたのと同じで、(バイエルンに移籍したマイケル・オリースと同じように試合に勝たせる存在になると願うのは期待しすぎだった」
複数ポジションでの起用について、同メディアは「(オリバー・)グラスナー監督が今季いかに彼を使っていくかを示しているが、ファンが望んでいたような選手になれるかどうかという疑問を強めるさらなる理由にもなった」と伝えつつ、そのユーティリティ性は指揮官に評価されていると伝えた。
「カマダが異なる監督によって様々な役割で信頼されてきたのは明白だ。その万能性と、安定して出場できる状態であることは貴重であり、グラスナーが気に入っている大きな理由である」
【画像】マンU選手が鎌田へ危険なジャンピング両足タックル
今季からクリスタル・パレスに移籍した鎌田大地は、まだプレミアリーグで勝利を経験していない。チームは開幕から連敗スタートすると、その後は3試合連続ドロー。5試合を消化して、3分け2敗という成績だ。
カップ戦では1得点、2アシストを記録した鎌田も、リーグ戦では試合ごとに先発出場とベンチスタートを繰り返している。前節のマンチェスター・ユナイテッド戦で初のフル出場を果たしたが、ゴールやアシストはまだ記録していない。
『The Athletic』は9月25日、「大きな期待がまだ現実になっていないというのが現実だ」と、鎌田の出来が加入前の期待に応えるほどではないと報じた。
「パレスが昨季最後の7試合で6勝して以降の期待が大きすぎたのと同じで、(バイエルンに移籍したマイケル・オリースと同じように試合に勝たせる存在になると願うのは期待しすぎだった」
複数ポジションでの起用について、同メディアは「(オリバー・)グラスナー監督が今季いかに彼を使っていくかを示しているが、ファンが望んでいたような選手になれるかどうかという疑問を強めるさらなる理由にもなった」と伝えつつ、そのユーティリティ性は指揮官に評価されていると伝えた。
「カマダが異なる監督によって様々な役割で信頼されてきたのは明白だ。その万能性と、安定して出場できる状態であることは貴重であり、グラスナーが気に入っている大きな理由である」
【画像】マンU選手が鎌田へ危険なジャンピング両足タックル
そのうえで、The Athleticは「カマダがプレミアリーグのフィジカルに試されていることは明白だ。タックルは疑問視される」と、6番としても10番としても、起用するうえで課題があると指摘している。
「カマダが破壊者でないことは明らかだ。ユナイテッド戦の前半には、非保持時にポジティブな対応が可能であるとの兆候もあった。だが、チームがバランスを欠いており、彼が6番でプレーしているときはさらに危険にさらされる」
「(10番でも)問題がある。カマダはより攻撃的な役割で納得させられていない。まだ序盤で、プレミアリーグと国が変わったことに適応しているのかもしれないが、あまり有望な兆候ではない」
同メディアは「何ももたらしていないとするのはアンフェア」としつつ、「パレスのファンは、彼がオリースのようにダイレクトでクイックな、美的に好まれるスタイルではないという事実に慣れなければいけないだろう」と続けた。
「直近のパレスはウィングを生かすことが多かっただけに、この適応は難しいだろう」
ただ、フランクフルト時代からの恩師の評価が高いことは周知のとおりだ。The Athleticは「カマダが様々な役割に慣れていて、それらをこなすことができ、シーズンを通じて起用できる選手だと、グラスナーは信頼している」と締めくくった。
「まだその才能を見せていないかもしれない。だが、監督は彼を信じているようだ」
シーズンはまだ開幕して1か月強。鎌田とグラスナーのチームがこれからどんな戦いを見せていくか、興味深い。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「あの監督は絶対に無理」「一緒に練習させてもらえないとか…」鎌田大地、フランク2年目で退団決意→ジェノア移籍目前で“破談”した過去を告白!冷遇された指揮官がまさかの豹変「えぐい手のひら返し」
「カマダが破壊者でないことは明らかだ。ユナイテッド戦の前半には、非保持時にポジティブな対応が可能であるとの兆候もあった。だが、チームがバランスを欠いており、彼が6番でプレーしているときはさらに危険にさらされる」
「(10番でも)問題がある。カマダはより攻撃的な役割で納得させられていない。まだ序盤で、プレミアリーグと国が変わったことに適応しているのかもしれないが、あまり有望な兆候ではない」
同メディアは「何ももたらしていないとするのはアンフェア」としつつ、「パレスのファンは、彼がオリースのようにダイレクトでクイックな、美的に好まれるスタイルではないという事実に慣れなければいけないだろう」と続けた。
「直近のパレスはウィングを生かすことが多かっただけに、この適応は難しいだろう」
ただ、フランクフルト時代からの恩師の評価が高いことは周知のとおりだ。The Athleticは「カマダが様々な役割に慣れていて、それらをこなすことができ、シーズンを通じて起用できる選手だと、グラスナーは信頼している」と締めくくった。
「まだその才能を見せていないかもしれない。だが、監督は彼を信じているようだ」
シーズンはまだ開幕して1か月強。鎌田とグラスナーのチームがこれからどんな戦いを見せていくか、興味深い。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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