オーストリアサッカー協会は９月23日、グラハム・アーノルド前監督が辞任したフル代表の後任監督に、トニー・ポポヴィッチが就任したことを発表した。

　同協会の公式サイトによれば、アンター・アイザック会長は「オーストラリア代表にとって、刺激的な新章の始まりです」と期待を寄せている。

「我々はトニーをチームに迎えることができて誇りに思い、嬉しく思っています。彼の指揮下でチームが勢いづくなか、彼をサポートしていくことを楽しみにしています。彼のリーダーシップは、今後の予選に向けて非常に重要になるでしょう」
【画像】華やかに可憐にピッチで輝く！世界の“美女フットボーラー”を一挙紹介！

　また新指揮官は、以下のように意気込みを伝えている。

「オーストラリア代表を率いる機会を与えられたことを大変光栄に思います。大きな責任を伴う役割であり、この機会に深く感謝しています。

　私はこの仕事に伴う責任の重さと高い期待を十分に理解しています。サッカールーズは豊かな歴史と熱狂的なファンを誇ります。その期待に応えるよう全力を尽くします」

　現役時代はシドニー・ユナイテッドほか、サンフレッチェ広島、クリスタル・パレス、アル・アラビなどでプレー。豪州代表としても活躍した。引退後は指導者の道に進み、パース・グローリーやメルボルン・ビクトリーなどで監督を歴任。ウェスタン・シドニー・ワンダラーズでは2014年にACL優勝に導き、同年のAFC年間最優秀監督賞に輝いた。

　実績十分の51歳が、北中米ワールドカップのアジア最終戦で苦しむ豪州代表でどんな手腕を発揮するか。広島時代に共闘した森保一監督が率いる日本代表とは、10月15日に対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの悩殺ショットを一挙お届け！

【記事】開幕２戦で勝点１は最悪に近い結果。豪州はなぜ大苦戦？ 10月の日本戦を前に徹底考察。正直に言ってしまえば…

【記事】「日本に０－７で負けて続投は恥知らず！」オマーンに続き豪州も監督交代→中国でも指揮官解任論が過熱！「最下位で更迭しないのは理解不能」