入団セレモニーは7月27日に開催予定
7月21日、ブラジル代表のエンドリッキが18歳の誕生日を迎えた。プロ契約が結べる年齢に達した神童は、これにより晴れて世界王者レアル・マドリーの一員となった。
この日、本拠地サンティアゴ・ベルナベウを訪れたエンドリッキは、「やっと18歳になれたよ。この日をずっと待ち望んでいた。ここで思いっきりプレーしたい」と意欲十分だ。ブラジル代表のチームメイトであるロドリゴとも再会。また、プレシーズンの練習に参加していた新たな仲間たちにも挨拶して回った。
6月20日からアメリカで行なわれていたコパ・アメリカにセレソンの一員として出場したものの、ブラジル代表は7月6日、準々決勝で敗退。その後、マドリーからは1か月の休暇を許可されていた。だが、本人の希望でバカンスをわずか1週間余りで切り上げ、17日にマドリードへ到着。今後は27日にサンティアゴ・ベルナベウで催される入団発表セレモニーに臨み、翌28日、チームとともにアメリカツアーに出発する。アメリカではミラン、バルセロナ、チェルシーとの試合が組まれている。
その後、チームは8月14日にワルシャワでアタランタと欧州スーパーカップを戦い、18日にマジョルカとのラ・リーガ開幕戦に臨む。
【動画】エンドリッキがマドリーを訪れた23年12月の様子。ベリンガムとも談笑
この日、本拠地サンティアゴ・ベルナベウを訪れたエンドリッキは、「やっと18歳になれたよ。この日をずっと待ち望んでいた。ここで思いっきりプレーしたい」と意欲十分だ。ブラジル代表のチームメイトであるロドリゴとも再会。また、プレシーズンの練習に参加していた新たな仲間たちにも挨拶して回った。
6月20日からアメリカで行なわれていたコパ・アメリカにセレソンの一員として出場したものの、ブラジル代表は7月6日、準々決勝で敗退。その後、マドリーからは1か月の休暇を許可されていた。だが、本人の希望でバカンスをわずか1週間余りで切り上げ、17日にマドリードへ到着。今後は27日にサンティアゴ・ベルナベウで催される入団発表セレモニーに臨み、翌28日、チームとともにアメリカツアーに出発する。アメリカではミラン、バルセロナ、チェルシーとの試合が組まれている。
その後、チームは8月14日にワルシャワでアタランタと欧州スーパーカップを戦い、18日にマジョルカとのラ・リーガ開幕戦に臨む。
【動画】エンドリッキがマドリーを訪れた23年12月の様子。ベリンガムとも談笑
アメリカツアーにはフランス代表の一員としてEUROに出場したキリアン・エムバペが不参加の見込み。エンドリッキはおそらく、CFとして出場機会が与えられるはずだ。早ければ7月31日のミラン戦でデビューするかもしれない。
当面、攻撃陣はエムバペ、ヴィニシウス・ジュニオール、ジュード・ベリンガム、ロドリゴがレギュラー格で、エンドリッキは彼らの控えの一人という位置付けだろう。カルロ・アンチェロッティ監督はエンドリッキをトップチームに据え置く方針のようだが、プレシーズンマッチでのプレー内容次第では入団当時のヴィニシウス、ロドリゴらと同様、カスティージャ(Bチーム)でしばらくプレーする可能性も出てくる。
世界一のクラブは、ポジション争いの苛烈さも世界一。推定移籍金6000万ユーロ(約102億円)で名門に引き抜かれたブラジルの「宝石」は、これから厳しくも刺激に満ちた日々の中に身を置くことになる。
文●沢田啓明
【著者プロフィール】
1986年にブラジル・サンパウロへ移り住み、以後、ブラジルと南米のフットボールを追い続けている。日本のフットボール専門誌、スポーツ紙、一般紙、ウェブサイトなどに寄稿しており、著書に『マラカナンの悲劇』、『情熱のブラジルサッカー』などがある。1955年、山口県出身。
【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け!
当面、攻撃陣はエムバペ、ヴィニシウス・ジュニオール、ジュード・ベリンガム、ロドリゴがレギュラー格で、エンドリッキは彼らの控えの一人という位置付けだろう。カルロ・アンチェロッティ監督はエンドリッキをトップチームに据え置く方針のようだが、プレシーズンマッチでのプレー内容次第では入団当時のヴィニシウス、ロドリゴらと同様、カスティージャ(Bチーム)でしばらくプレーする可能性も出てくる。
世界一のクラブは、ポジション争いの苛烈さも世界一。推定移籍金6000万ユーロ(約102億円)で名門に引き抜かれたブラジルの「宝石」は、これから厳しくも刺激に満ちた日々の中に身を置くことになる。
文●沢田啓明
【著者プロフィール】
1986年にブラジル・サンパウロへ移り住み、以後、ブラジルと南米のフットボールを追い続けている。日本のフットボール専門誌、スポーツ紙、一般紙、ウェブサイトなどに寄稿しており、著書に『マラカナンの悲劇』、『情熱のブラジルサッカー』などがある。1955年、山口県出身。
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