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「日本よりもボールを保持できるチーム」「若干不気味」森保ジャパンが警戒すべき対戦国は?【W杯アジア最終予選展望】

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2024年07月23日

「彼らはホームで強い」

日本の対戦スケジュール。突破なるか。画像:サッカーダイジェスト

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 北中米ワールドカップのアジア最終予選。グループCの日本が同居したのはオーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアだ。上位2か国が本大会に出場し、3位と4位がプレーオフに回る最終予選の対戦スケジュールは以下のとおりである(H=ホーム、A=アウェー)。

▼2024年
第1節:中国(H)09.05
第2節:バーレーン(A)09.10
第3節:サウジアラビア(A)10.10
第4節:オーストラリア(H)10.15
第5節:インドネシア(A)11.14
第6節:中国(A)11.19
▼2025年
第7節:バーレーン(H)03.20
第8節:サウジアラビア(H)03.25
第9節:オーストラリア(A)06.05
第10節:インドネシア(H)06.10

 識者の河治良幸氏が「若干不気味」と警戒している対戦相手がサウジアラビア。

「(日本と対戦したら)日本よりもボールを保持できるチームで、彼らの支配率は60パーセントまでくらいいきそう。となると、ワールドカップの本戦に近い戦いになる可能性があります。要するに、日本は相手にボールを持たれる展開を強いられるかもしれないということです。彼らはホームで強いので、気をつけないといけない」

 そう考えると、第3節のアウェー・サウジアラビア戦は引き分けでも良い試合になる。3節のサウジアラビア戦(アウェー)、4節のオーストラリア戦(ホーム)は実は前回大会の最終予選と同じスケジュール。前回大会、オマーンとの初戦を落とした日本は、続く中国戦に勝利したものの、3節のサウジアラビア戦に敗れて厳しい状況に追い込まれた。当時と同じ轍を踏まないように、河治氏は「初戦、2戦目で白星を掴んで、3試合目で勝利を目指しつつ最低でも勝点1という試合をしたい」と話している。

「そのうえで、4節のオーストラリア戦で日本は力を示したい。世界の頂点を狙うなら、ここでしっかりと勝ちたいです」
 
 前回大会は初戦と3試合目で黒星を喫したせいで「ストレスが溜まった」(河治氏)。

「辛い感じで、メディアとして熱気を持って盛り上げるというよりは『早く点を取って、早く締めてくれ』という感覚でした。おそらく選手たちも似たような心境で戦っていたと思います。サウジアラビアに負けた時は本当にキツかったですよね」

 9節がオーストラリアとのアウェーゲームで、インドネシアとの最終節までヒリヒリする戦いをしなくなければ、8節のサウジアラビア戦までに2位以内を確定させたい。8節までに突破を決めれば、残り2試合を本大会に向けた準備のためなどに有意義に使えるはずだ。

 となると、やはり最も重要なのは中国との初戦。ここで勝点3を獲得しないと、前回大会と同じく「辛い感じ」の戦いになるだろう。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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