首位の町田を2-1で撃破!
宮市亮が新体制、そして志半ばで去ったハリー・キューウェル前監督への思いを語った。
キューウェルとの契約を解除し、ヘッドコーチのジョン・ハッチンソンが暫定的に指揮を執る横浜F・マリノスは、7月20日にJ1第24節でFC町田ゼルビアと国立競技場で対戦。監督交代から4日で新体制の初陣を迎えた。
相手がクラブ史上初昇格ながらJ1首位を走る町田ということもあり、大きな注目を集めたなか、33分にPKでアンデルソン・ロペスが先制点を挙げると、43分に天野純が追加点をゲット。その後は反撃に遭い、85分に1点を返されるも、粘り強い守備で同点弾は決して許さず。2-1で接戦を制し、白星スタートを切った。
エウベルと代わり、71分から「勝つだけ。そこを意識して入った」宮市は試合後、「マリノスらしいサッカー」と切り出し、こう手応えを示した。
「特に2点目は僕らが昔やっていたような、ワンタッチクロスでダイレクトで決めるのは、ジョンになってからそこを結構強調していたので、その形が出たと思います。本当にみんな前向きに、チーム一丸となってやるのがすごく大事だったので、そういった意味でも、監督が変わってからもまた一致団結してやった成果が今日出ました。
対戦相手というよりも、自分たちがどういうサッカーをするかがすごく大事だったので、そこはもう1回自分たちのサッカーを取り戻したというか。攻撃的にやれているのかなと思います」
【画像】宮市らマリノス戦士が大集結!慕われていたキューウェル前監督
キューウェルとの契約を解除し、ヘッドコーチのジョン・ハッチンソンが暫定的に指揮を執る横浜F・マリノスは、7月20日にJ1第24節でFC町田ゼルビアと国立競技場で対戦。監督交代から4日で新体制の初陣を迎えた。
相手がクラブ史上初昇格ながらJ1首位を走る町田ということもあり、大きな注目を集めたなか、33分にPKでアンデルソン・ロペスが先制点を挙げると、43分に天野純が追加点をゲット。その後は反撃に遭い、85分に1点を返されるも、粘り強い守備で同点弾は決して許さず。2-1で接戦を制し、白星スタートを切った。
エウベルと代わり、71分から「勝つだけ。そこを意識して入った」宮市は試合後、「マリノスらしいサッカー」と切り出し、こう手応えを示した。
「特に2点目は僕らが昔やっていたような、ワンタッチクロスでダイレクトで決めるのは、ジョンになってからそこを結構強調していたので、その形が出たと思います。本当にみんな前向きに、チーム一丸となってやるのがすごく大事だったので、そういった意味でも、監督が変わってからもまた一致団結してやった成果が今日出ました。
対戦相手というよりも、自分たちがどういうサッカーをするかがすごく大事だったので、そこはもう1回自分たちのサッカーを取り戻したというか。攻撃的にやれているのかなと思います」
【画像】宮市らマリノス戦士が大集結!慕われていたキューウェル前監督
キューウェルが離日する際には、早朝にもかかわらず宮市らが羽田空港まで駆けつけた。オーストラリア人指揮官は非常に感銘を受けたようで、インスタグラムで「朝7時の信じられないサプライズ。最後まで一緒に。ありがとう」と綴り、笑顔の集合写真を公開した。
「最後に空港から飛び立つって話を聞いていたので、行ったらみんなもいてみたいな感じでしたね。『ひたすらサッカーを楽しんでくれ。まだまだ成長できるから』というポジティブな言葉をもらったので、本当にそれを肝に銘じてやりたいと思います」
Jリーグは少しの中断を挟み、勝負の終盤戦へ突入していく。横浜は現在11位。31歳のアタッカーは「中断明けにここから連勝していけば、まだまだ上位も見えてくる」と意気込み十分だ。
「このサッカーをしていれば、負けることはないんじゃないかなと。やっぱりこのクラブはそこの順位にいてはいけないクラブだと思いますし、みんなプライドを持ってマリノスのエンブレムをつけてやっていくので、ここからしっかり巻き返したいと思います」
常勝軍団であり、アジア2位であるプライドを胸に。マリノスはジョン暫定監督のもと、いるべき場所に戻れるか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
【記事】キューウェルと選手の間にできた溝の正体は? 距離の近い指導方法は一定の効果も、全体のオーガナイズは得意とせず、横浜特有の流動性は失われた
「最後に空港から飛び立つって話を聞いていたので、行ったらみんなもいてみたいな感じでしたね。『ひたすらサッカーを楽しんでくれ。まだまだ成長できるから』というポジティブな言葉をもらったので、本当にそれを肝に銘じてやりたいと思います」
Jリーグは少しの中断を挟み、勝負の終盤戦へ突入していく。横浜は現在11位。31歳のアタッカーは「中断明けにここから連勝していけば、まだまだ上位も見えてくる」と意気込み十分だ。
「このサッカーをしていれば、負けることはないんじゃないかなと。やっぱりこのクラブはそこの順位にいてはいけないクラブだと思いますし、みんなプライドを持ってマリノスのエンブレムをつけてやっていくので、ここからしっかり巻き返したいと思います」
常勝軍団であり、アジア2位であるプライドを胸に。マリノスはジョン暫定監督のもと、いるべき場所に戻れるか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
【記事】キューウェルと選手の間にできた溝の正体は? 距離の近い指導方法は一定の効果も、全体のオーガナイズは得意とせず、横浜特有の流動性は失われた