アルネ・スロットを新体制となったリバプールは７月19日、２部のプレストンと最初のプレシーズンマッチを戦い、０－１で敗れた。

　ベンチスタートとなった遠藤航は、先制点を奪われた直後の33分にドミニク・ソボスライに代わって途中出場。75分までプレーした。

　そんななか、英メディア『FOOTBALL FANCAST』は「最も差し迫った懸念の１つは、少なくともファンの心の中では中盤の底である」として、リバプールのアンカー補強について論じている。

　まず遠藤について、「この日本代表は優れた選手だが、リバプールがマンチェスター・シティを再び追い抜くには機動力とダイナミズムが足りない。ロドリは明らかに一段上であり、多機能な（アーセナルの）デクラン・ライスも同様だ」と主張。リバプールの関心が取り沙汰されている、ベンフィカのポルトガル代表MFを逃すべきでないと綴っている。

「リバプールはジョアン・ネベスへの関心に基づいて行動を起こすべきだろう。先週、ポルトガルの『Correio de Manha』紙は、19歳のベンフィカのスターがリバプールの最優先事項であると報じた」
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　同メディアは「エンドウはリバプールでの１年目、決して悪いプレーはせず、穴を埋め、チャンピオンズリーグの実績を回復し、カラバオカップを勝ち取って復活したチームのために勤勉に仕事をした」と称えたうえで、こう見解を示している。

「しかし、リバプールは偉大さを目ざし、チームの血統と質にふさわしい形で絶え間なくトロフィーを獲得することを要求するチームであり、ネベスはすでにレッズのMFに大きく差をつけている」

「ベンフィカの選手は、過去１年間のヨーロッパのトップ５リーグのセントラルMFの中でも、90分あたりのパス数で上位17％、テイクオン成功数とタックル数で上位２％にランクされている。彼のボールプレー、ボール運び、そして守備の技術は、まさに鋭く研ぎ澄まされている」

　この天才MFが加入すれば、遠藤にとって強力なライバルになるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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