現地７月５日に開催されたEURO2024の準々決勝で、フランスとポルトガルの優勝候補同士が、ハンブルクで激突した。

　フランスは20分、カウンターの流れから、左SBテオ・エルナンデスが強烈なミドルシュートを放つも、GKディオゴ・コスタにセーブされる。

　両軍ともペースは上がらず、決定機を作り出せないまま前半を終える。

　後半に入って50分には、ワンツーからフランスのエース、エムバペがシュートを放つも、GKの正面でキャッチされる。
 

　61分にはポルトガルにチャンス。ブルーノ・フェルナンデスがボックス内からシュートを狙うも、GKメニャンのファインセーブに阻まれる。

　その３分後の決定機も、ヴィティーニャのシュートはメニャンに阻まれ、こぼれ球を狙ったクリスティアーノ・ロナウドのヒールシュートも敵守護神にブロックされる。

　フランスも66分にコロ・ミュアニ、70分にカマビンガが好機を迎えるも決めきれない。その後も両軍が激しく攻め合ったものの、ゴールは生まれず、延長戦に突入する。

　93分には、ゴール前にいたロナウドにビッグチャンスが訪れるも、大きく枠を外してしまう。

　このまま突入したPK戦では、ポルトガルが３人目のジョアン・フェリックスが失敗したのに対し、フランスは５人全員が成功。５ー３で制して、ベスト４に駒を進めた。
【動画】フランスがPK戦でポルトガルを撃破
「最後のEURO」と公言していたロナウドはこの日も無得点で、６大会連続ゴールと大会最年長得点記録を更新できず、ドイツを去った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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