現所属先への配慮が足りなかったようだ。

　EURO2024の公式TikTokに、ポルトガル代表FWのジョアン・フェリックスが登場。インタビュアーがレジェンド２人の名前を挙げ、どちらか一方をフェリックスが選ぶというQ&A形式の動画がアップされた。

　最初に「ティエリ・アンリとアレッサンドロ・デル・ピエロは？」と問われ、アンリを選んだフェリックスは、その後も錚々たるレジェンド２人のうち一方をチョイスする“難しい”質問に回答。そのなかで大きな話題となっているのが、バルセロナの選手の多さだ。

「ジョルディ・アルバとフィリップ・ラーム」はジョルディ、「ズラタン・イブラヒモビッチとロベルト・レバンドフスキ」はレバンドフスキ、「アンドレア・ピルロとシャビ」はシャビ、そして「ジネディーヌ・ジダンとアンドレス・イニエスタ」はイニエスタと、すべてバルサの選手やOBを選び抜いている（“ナニとルイス・フィーゴ”で選んだフィーゴもバルサ在籍経験あり）。

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　23－24シーズンにレンタルでプレーし、「夢」とまで語ったバルサの選手を優先するのは仕方ないが、一方で現所属先であるアトレティコ・マドリーはまったく逆の結果となっている。

「トーマス・ミュラーとアントワーヌ・グリーズマン」でミュラーを、「クリスティアーノ・ロナウドとフェルナンド・トーレス」でC・ロナウドをチョイス。グリーズマンとF・トーレスという、アトレティコの新旧エースは“落選”としたのだ。

　この動画がアップされると、コメント欄には「バルサ愛がすごい」「新シーズンもバルサでプレーしたいんだな」という声が上がった一方、「ジダンよりイニエスタが優れているだと？」「サッカーの知識がゼロだ」「この男はすでにアトレティコの選手ではない」といった非難も相次いでいる。

　バルサへのレンタルが終了し、アトレティコへ戻ったフェリックスだが、新シーズンの去就は不透明だ。特大のポテンシャルを誇るポルトガルは、もうアトレティコでプレーすることはないのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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