「多くの選手が慣れていないやり方」
グループ首位で決勝トーナメントに駒を進めた。だが、EURO2024を戦うイングランド代表に対する厳しい声は後を絶たない。
初戦でセルビアに1-0で勝利したイングランドだが、第2節でデンマークと1-1で引き分けると、最終節もスロベニアとスコアレスドロー。無敗の5ポイントでグループステージを首位で終えたが、周囲のパフォーマンスへ不満は募るばかりだ。
セルビア戦で決勝点をあげたジュード・ベリンガムや、デンマーク戦でネットを揺らしたキャプテンのハリー・ケインを筆頭に、スリーライオンズ(イングランド代表の愛称)には多くのタレントがいる。それだけに、チームの不調に首をかしげる識者も少なくない。
英公共放送『BBC』によると、元代表のウェイン・ルーニーも「ケイン、フィル・フォデン、ベリンガム、ブカヨ・サカ。本当に優れた攻撃の選手たちがいる。我々はクラブでの彼らのパフォーマンスを見ている。問題があるのは確か」と苦言を呈している。
ダニー・マーフィーは「アーセナルやシティの選手たち、マドリーのベリンガムなど、多くの選手はハイテンポでハイエナジーなサッカーに慣れている」と指摘した。
「イングランド代表では違うやり方が求められる。ガレス・サウスゲイト監督がもう少し慎重だからだ。多くの選手が慣れていないやり方でプレーしようとし、まとまりや自信の欠如につながっている」
【画像】いきなりフランス対ベルギー! EURO2024の決勝トーナメント表
初戦でセルビアに1-0で勝利したイングランドだが、第2節でデンマークと1-1で引き分けると、最終節もスロベニアとスコアレスドロー。無敗の5ポイントでグループステージを首位で終えたが、周囲のパフォーマンスへ不満は募るばかりだ。
セルビア戦で決勝点をあげたジュード・ベリンガムや、デンマーク戦でネットを揺らしたキャプテンのハリー・ケインを筆頭に、スリーライオンズ(イングランド代表の愛称)には多くのタレントがいる。それだけに、チームの不調に首をかしげる識者も少なくない。
英公共放送『BBC』によると、元代表のウェイン・ルーニーも「ケイン、フィル・フォデン、ベリンガム、ブカヨ・サカ。本当に優れた攻撃の選手たちがいる。我々はクラブでの彼らのパフォーマンスを見ている。問題があるのは確か」と苦言を呈している。
ダニー・マーフィーは「アーセナルやシティの選手たち、マドリーのベリンガムなど、多くの選手はハイテンポでハイエナジーなサッカーに慣れている」と指摘した。
「イングランド代表では違うやり方が求められる。ガレス・サウスゲイト監督がもう少し慎重だからだ。多くの選手が慣れていないやり方でプレーしようとし、まとまりや自信の欠如につながっている」
【画像】いきなりフランス対ベルギー! EURO2024の決勝トーナメント表
ガリー・リネカーは「戦術的アプローチを真剣に心配している。フォデンは世界最高の10番のひとりだ。チームにバランスが欠けていると思う」と批判している。
「(スロベニア戦で)選手たちに少し火花が散るのを見ることができた。正しいくお膳立てし、高い位置でプレーし、アグレッシブかつ勇敢にプレーすれば、本当にうまくやれたと思う。(サウスゲイトが)そういう戦い方をすると思うか? 悲しいけど、思わないね」
では、イングランドに希望はないのか。アラン・シアラーは「首位通過はポジティブなこと。強豪国の多くがトーナメントの山の反対側にいった」と話した。
リネカーは「高くプレーしているときのチームははるかに良かった」と述べている。
「後半の15分ほどは、本当にハイプレスを仕掛け、ボールを奪い返し続けた時間帯もあった。マンチェスター・シティのようだった」
イングランドは6月30日のラウンド16でスロバキアと対戦する。全チームが4ポイントで並ぶという、拮抗したグループEを3位通過したチームを相手に、スリーライオンズは内容と結果の双方で周囲を納得させられるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「トーナメント表が笑顔にさせる」フランス、スペイン、ドイツ、ポルトガルと“別山”でイタリアのメディアが歓喜!「準決勝への道のりが難しくなくなった」
【PHOTO】ドイツで開幕したEURO2024を華やかに彩る各国の美女サポーターを特集!
「(スロベニア戦で)選手たちに少し火花が散るのを見ることができた。正しいくお膳立てし、高い位置でプレーし、アグレッシブかつ勇敢にプレーすれば、本当にうまくやれたと思う。(サウスゲイトが)そういう戦い方をすると思うか? 悲しいけど、思わないね」
では、イングランドに希望はないのか。アラン・シアラーは「首位通過はポジティブなこと。強豪国の多くがトーナメントの山の反対側にいった」と話した。
リネカーは「高くプレーしているときのチームははるかに良かった」と述べている。
「後半の15分ほどは、本当にハイプレスを仕掛け、ボールを奪い返し続けた時間帯もあった。マンチェスター・シティのようだった」
イングランドは6月30日のラウンド16でスロバキアと対戦する。全チームが4ポイントで並ぶという、拮抗したグループEを3位通過したチームを相手に、スリーライオンズは内容と結果の双方で周囲を納得させられるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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