現地時間6月19日、インテル専門メディア『FC Inter News』は、EURO出場中のオランダ代表DF、デンゼル・ドゥムフリースに対して、インテルが最後通告を行なったと報じた。
同メディアは、インテルは現行契約満了(25年6月末)まで約1年となったドゥムフリースに「契約延長を受け入れるか、断るか」の2択を迫っているという。
インテル側は27年6月までの契約延長を提示していて、6月末までに明確な返答が得られない場合、今夏の移籍マーケットで売りに出す考えのようだ。
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クラブは6月末までに明確な返答を求める
一方、ドゥムフリースは18日、移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏の公式サイト『Gianlucadimarzio.com』で、自身の思いを口にした。
「インテルを愛している。去りたくはない。ただ、いつかプレミアリーグでプレーしたいと思っている。それでもその夢を叶えるためだけにインテルを離れるなど絶対にできない」
残留を宣言したものの、契約延長に関して明言はなく、依然として将来はどうなるか分からない状況だ。
『FC Inter News』によれば、両者の争点は給与にあるようで、インテル側の年俸400万ユーロ(約6億6000万円)に対してドゥムフリース側は500万ユーロ(約8億2500万円)を要求していて、交渉は平行線が続いているという。
現地メディアの中には、すでにインテルはドゥムフリース売却へと動き出していて、後釜にアストン・ビラのマティ・キャッシュやAZの菅原由勢をリストアップしているとの情報もある。
ドゥムフリースが期限内にどんな返答するのか。注目が集まる。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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