• トップ
  • ニュース一覧
  • レオピン杯で見えたアンプティサッカーの魅力や広がり。北澤豪は「色んな軸を増やしていける状況になっている」

レオピン杯で見えたアンプティサッカーの魅力や広がり。北澤豪は「色んな軸を増やしていける状況になっている」

カテゴリ:特集

サッカーダイジェストWeb編集部

2024年05月29日

健常者もプレーしたレオピン杯

健常者もアンプティ選手も混ざって一緒にプレーしたレオピン杯。

画像を見る

 5月25・26日、アンプティサッカーの全国大会「第九回レオピン杯Copa Amputee」が大阪市の鶴見緑地球技場で行なわれた。

 アンプティサッカーは、クラッチ(主にロフストランドクラッチと呼ばれる医療用補助器具)をつきながらプレーするサッカーで、障がい者サッカーのひとつ。日本では2010年に始まり、現在、全国に11チーム、100名弱が登録選手としてプレーしている。

「レオピン杯Copa Amputee」は、年2回行なわれるアンプティサッカーの全国大会のひとつで、第9回大会の今大会は、合同チームを含めた6チームで争われた。
 

日本障がい者サッカー連盟会長の北澤豪氏。

画像を見る

 昨年に引き続き、今年も健常者のスタッフがノンアンプティ選手として参加。各チームのスタッフらが片足を上げて、アンプティ選手に混ざってプレーした。

 関西セッチエストレーラスの川西悠太さんは、いつもスタンドから兄を応援していたが、今年初めて同じピッチでプレー。サッカー経験もあり、代表選手相手にも物怖じすることもなかったが、「速すぎてついていけない。足が重い」とアンプティ選手のすごさに率直に驚嘆していた。チームは準優勝となり、川西さんはベストノンアンプティ選手に選出、表彰された。

 サッカー元日本代表で日本障がい者サッカー連盟会長の北澤豪さんは、「ノンアンプティ選手のプレーは、複合的にやっていくという点でいいですよね。日本ではひとつの競技だけプレーすることが多いですが、海外は複数のスポーツをする傾向がある。パラスポーツもそんなに競技人口が多くないなかで、取り合いみたいにならないほうがいい。大きなくくりの中でお互いが支えていく、という方向に進めばと思います」と話した。
 
【関連記事】
【日本代表の最新序列】三笘&伊東が不在でも2列目は充実。トップ下が人材過多で久保は右サイド起用か
「大谷さんとか入ってないの?」内田篤人、スポーツ選手の“長者番付”トップ10の顔ぶれに驚き!「サッカー、夢あるじゃん」
「どういう子が伸びると思いますか?」内田篤人の問いに小野伸二の答えは?「上手い子って言わなかった」
「普段走るスピードをさらに上回る」久保建英のドリブルは何が凄いのか。“天才”小野伸二が賛辞「寄せづらい」
「マジですごい」「何パターンも」内田篤人、セットプレーのアイデアが豊富な指揮官を明かす! 松井大輔も賛同「横浜FCの時にめちゃくちゃ見てた」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 年末恒例の決定版!
    12月19日発売
    PERFECT REVIEW
    2024 Jリーグ総集編
    激動シーズンを総括
    完全保存版のデータブック
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト プレシーズン恒例企画
    1月14日発売
    2025シーズン
    J1&J2全40クラブの
    最新陣容
    新戦力の起用法&布陣は!?
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 年明け特別企画
    1月16日発売
    カルチョの伝説が甦る!
    セリエA50年史
    燦然と輝くレジェンドや
    ファンタジスタがこの一冊に
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ