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【J1ベストイレブン】MVPは”魂の決勝点”をねじ込んだ大久保!柏の初勝利に貢献したGK中村の働きも印象的だった|1stステージ・6節

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年04月13日

首位返り咲きの一発は、大久保曰く「どんぴしゃ」だった。

【1stステージ6節のベストイレブン】強烈な存在感を示した3トップだけでなく、中盤の両翼もゴールに絡んだアタッカーを配置。守備陣はクレバーさと力強さを兼ね備えた面々が並び、最後尾には好守連発の若武者を選んだ。

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【選出理由】
 終了間際に”魂の決勝点”を叩き込み、首位返り咲きに貢献した川崎の大久保がMVPだ。小林の高速クロスに合わせたヘッドは、「なんで俺もあそこにいたか分からないけど、どんぴしゃでしたね」(大久保)。抜群の嗅覚を発揮したファインゴールだった。
 
 最終ラインは、怪我からの復帰戦でハイパフォーマンスを披露したG大阪の丹羽など、3人のCBを選出。GKは、3度のビッグセーブで柏の今季リーグ戦初勝利を手繰り寄せたU-23代表・中村の働きが印象的だった。

 中盤は渋い働きで逆転劇を下支えした大宮の金澤のほか、途中出場で2ゴール・1アシストのカイオ、リーグ戦初ゴールを決めた宇佐美と、ストライカー顔負けのヘディングシュートを叩き込んだ柴崎を選んだ。

 最前線は、MVPの大久保に加え、2ゴールのジェイとクリスティアーノ。いずれもエースと呼ぶにふさわしい活躍で、チームを勝利に導いている。
 
【今節のベストイレブン】
GK
23 中村航輔(柏) 7
前半に押し込まれたが、12分に足で、26分にも右手で決定的なシュートを止め、43分には阿部との1対1に勝利。3回のビッグセーブでFC東京に傾いていた流れを引き寄せ、勝利の立役者になった。
 
DF
5 丹羽大輝(G大阪) 7
状況判断が素晴らしく、リードを奪った後も集中を切らさず、球際への強さも見せた。
 
2 菊地光将(大宮) 6.5(81分OUT)
シモビッチとの空中戦を互角以上に渡り合い、相手に簡単に起点を作らせなかった。交代が不安になるほどの存在感を誇示。
 
3 大井健太郎(磐田) 6.5
新潟のスピードのある2トップが背後を狙っていたが、ディフェンスラインを高く保ち、チームを機能させた。
 
MF
23 金澤 慎(大宮) 6.5
身体の強さと運動量でフィジカルに中盤を引き締める。展開力も見せ、逆転劇を縁の下から支え続けた。
 
10 柴崎 岳(鹿島) 6.5
常に落ち着き払って中盤を構成。攻撃の強度を上げた後半、カイオのお膳立てからストライカーばりのヘディングシュートでネットを揺らした。
 
39 宇佐美貴史(G大阪) 7(76分OUT)
ボールコントロールやシュートで技術の高さを見せつけ、待望のリーグ戦初ゴール。試合の流れを決定づけた。
 
7 カイオ(鹿島) 7(HT IN)
狙いすましたクロスで柴崎のゴールをアシスト。さらに単独突破から左足で叩き込み、終了間際にもダメ押し点。2得点・1アシストの活躍でチームを完勝に導いた。
 
FW
8 ジェイ(磐田) 7(84分OUT)
新潟の守備陣が集中力を保っていた前半は孤立気味だったが、後半、格の違いを見せつけるチームを勝利に導く。

10 クリスティアーノ(甲府) 7
アディショナルタイムに「最後の力を振り絞って」相手の背後へとフルスピードで飛び出し、勝利をもたらす2ゴール。

THIS WEEK MVP
13 大久保嘉人(川崎) 7.5
開始早々にエリア手前から強烈なミドルシュートを放つも、ボールは惜しくもゴール左上へ。チャンスを何度か外すも、まさにラストプレーで決勝点を叩き込み、エースの貫録を示した。

※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。

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小林のクロスに「どんぴしゃ」ヘッド。エースの仕事をやってのけた大久保(13番)が、6節のMVPだ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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