約1年で終焉
韓国サッカー協会(KFA)は2月16日、同国代表を率いるユルゲン・クリンスマン監督へ別れを告げた。国内の様々なメディアが速報している。
同日の午前中に協会は緊急の役員会議を開催。前日に戦力強化委員会が提案したクリンスマン監督の交代について議論を進めていた。同委員会ではドイツ人指揮官の戦術面における準備不足やチーム内管理の不手際、頻繁な海外出国の姿勢などについて話し合われ、解任の方向でまとまった。
『ハンギョレ』によれば、16日の会議を経て「協会がクリンスマン監督に電話で決別の意思を伝えた」という。
「協会関係者は16日、ソウル鍾路区サッカー会館で記者たちに対し、『朝10時に役員会議を開き、12時頃に議論が終了した。協会で関連内容を先に明らかにするよりも、本人に明らかにするのが先なので、電話で(決別の意思を)伝えた』と語った」
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同日の午前中に協会は緊急の役員会議を開催。前日に戦力強化委員会が提案したクリンスマン監督の交代について議論を進めていた。同委員会ではドイツ人指揮官の戦術面における準備不足やチーム内管理の不手際、頻繁な海外出国の姿勢などについて話し合われ、解任の方向でまとまった。
『ハンギョレ』によれば、16日の会議を経て「協会がクリンスマン監督に電話で決別の意思を伝えた」という。
「協会関係者は16日、ソウル鍾路区サッカー会館で記者たちに対し、『朝10時に役員会議を開き、12時頃に議論が終了した。協会で関連内容を先に明らかにするよりも、本人に明らかにするのが先なので、電話で(決別の意思を)伝えた』と語った」
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また『STNスポーツ』によれば、協会のチョン・モンギュ会長は、4強に終わったアジアカップを振り返り、「期待に応えられず、国民に大きな失望を与えてしまったことを残念に思う」とコメント。「私とKFAへの批判を謙虚に受け止め、お詫び申し上げます」とし、「代表チームの監督について総合的に検討した結果、交代することを決定した。クリンスマン監督はリーダーシップを発揮できなかった」と述べたという。
就任から約1年で“クリンスマン号”の航海は終焉。任期は2年6か月も残っているようで、協会は巨額の違約金を支払うことになる。その額は約70億ウォン(約7億8000万円)と見られ、コーチ陣の交代費用を含め約100億ウォン(約11億円)を負担することになりそうだ。
後任監督の選定も喫緊の問題だ。戦力強化委員会は、国内の監督を含め、候補者を探し、最終候補を推進した後、執行部で確定する予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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