日本代表は11月21日、北中米ワールドカップ・アジア２次予選の第２戦で、シリア代表と中立地サウジアラビアのジッダで対戦。初戦のミャンマー戦に続き、５－０の大差で勝利し、連勝を飾った。
【PHOTO】日本代表のシリア戦出場16選手＆監督の採点・寸評。スコアラーと指揮官に７点台の高評価。MOMは４Aの14番
この一戦でゴールマウスを守ったのが、パリ五輪世代の鈴木彩艶だ。スコアが示すとおり、日本が圧倒したゲームでGKとしての見せ場はほとんどなかったが、それでも最後まで気を抜かずクリーンシートに貢献した。
「ディフェンス陣は安心感があってやりやすかったですし、落ち着いてプレーできた」
U-22日本代表の重要戦力だが、A代表でも着実に経験を積んでいる。来年１月に開幕するアジアカップを見据えれば、W杯予選という舞台でピッチに立てたのは大きな財産だ。
「５－０だけど、簡単なゲームではない」
「結果としては５－０というゲームでしたけど、本当に簡単なゲームではないと思っていますし、ワールドカップにつながる一戦というところで、しっかりと自分が試合に出て、結果を出せた。アジアカップに向けても良いアピールになったと思います」
森保ジャパンでも定位置を掴めるか。21歳の将来有望な守護神は、「自分としては、今日のゲームではシュートも枠内に飛んできていないですし、まだまだ勝ち取ったというところはまったくない」と殊勝に語る。そのうえで「まず、こういうゲームに継続して出られるように、高いパフォーマンスを維持したい」と意気込んだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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