ビッグクラブでは、出場機会に恵まれないリスクもある。だが、ワールドクラスの選手と練習できることは利点となる。

　今季からリバプールに加入した遠藤航は、モハメド・サラーと一緒にプレーできることを喜んでいる。クラブ公式ウェブサイトで、日本代表主将は「サラーがチームメイトでとても嬉しい」と話した。

「彼はすごく特別な選手で、とても親切な人でもある。すごく練習するし、ゴールを決めるために何でもやるだろう。良いプレーに見えないときもあり得るけど、次のチャンスで決めるはずだ。彼は自信を持っており、同じメンタリティで練習している」

　2017年夏の移籍以降、サラーはリバプールで公式戦300試合以上に出場し、198得点と200ゴールに迫る活躍を見せてきた。今季もプレミアリーグですでに10得点をあげており、マンチェスター・シティのアーリング・ハーランドと得点王のタイトルを争っている。

　夏にサウジアラビア移籍の可能性が騒がれたサラーだが、最終的にはリバプールに残留。その夏のマーケットでユルゲン・クロップ監督のチームに加わった遠藤にとって、「エジプトの王」と日々を過ごせるのは貴重な経験だろう。

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　遠藤のコメントを受け、リバプール専門サイト『Rousing The Kop』は、「エンドウにとって、サラーと一緒にプレーできるのは、夢のような感じのはずだ」と伝えている。

「世界最高の選手のひとりで、どんな選手も練習で彼のようなタレントから学びたいと望むだろう」

　夏の移籍市場が終わってからも、サウジアラビア行きを巡る噂が後を絶たないサラー。遠藤は今後も長くサラーとチームメイトでいられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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