U-17日本代表は現地11月11日、インドネシアで開催されているU-17ワールドカップのグループステージ初戦でポーランドと対戦。１－０で勝利した。

　立ち上がりは左サイドを起点として、相手ゴールに迫る日本。８分には、ロングボールに抜け出した井上愛簾がGKと１対１のビッグチャンスを迎えるも、狙いすましたシュートはポストに嫌われる。

　20分には名和田我空のスルーパスに反応した井上だが、あと一歩のところで打ち切れない。その２分後、中央から崩されてピンチとなるも、カロル・ボリスの一撃はバーの上に外れて事なきを得る。

　27分、ゴール前でこぼれてきたボールに井上がすかさず左足を振る。だが、シュートは惜しくもポストの脇にそれる。

　相手のスピーディな攻撃をしっかりと抑えながら、テンポ良くボールを動かして攻撃を繰り出す。ただ、パスの出し手と受け手の呼吸が合わない場面も見られ、決定機につなげられない。試合はスコアレスで折り返す。

　迎えた後半、53分に右サイドからのクロスのこぼれ球を徳田誉が狙うも、相手にブロックされて得点には至らず。57分の鋭い攻め上がりを見せた小杉の折り返し、１分後のボックス内に侵入した井上のラストパスは、いずれも味方に通らない。
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　60分、カットインした井上のシュートはGKの正面。攻勢を強めた日本だが、なかなか相手ゴールをこじ開けられない。後半途中からは強い雨が降るなか、62分、左CKに徳田がヘッドで合わせるも、これも決められない。

　69分には、豪雨の影響で試合は一時中断。約20分後に再開され、74分に高岡伶颯、76分には道脇豊にチャンスが訪れるが、モノにできない。

　だが77分、ようやく均衡を破る。ボックス内で味方の落としを収めた高岡が左足を一閃。強烈なシュートをネットに突き刺した。

　後半アディショナルタイムには決定的なシュートを見舞われるも、GK後藤亘がビッグセーブ。日本は虎の子の１点を守り抜き、完封勝ち。幸先良く白星スタートとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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