もはやワールドクラスと呼ぶにふさわしい三笘薫には、多くの強豪が熱い視線を送っている。

　地元メディアは『WeAreBrighton』は10月26日、三笘を生かすことができ、選手にとってもキャリアアップにふさわしいクラブはどこかを分析した。

　同メディアは「王者マンチェスター・シティやアーセナル、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド。欧州ではバイエルン、レアル・マドリー、バルセロナも注目している」と報じた。

「彼らは望むならミトマを買うだけの財力を持つだろう。だが、ミトマのドリブルやチャンスメークで最も恩恵を受けるのはどのチームだろうか。ミトマ自身の野心に最も合うのはどのチームか」

　今季にジェレミー・ドクを獲得したシティについて、WeAreBrightonは「ミトマより若く、（来夏の時点で）すでにシティでの１年の経験がある」と、否定的な見解を示している。

「両サイドに似たウィングを起用しない限り、シティがミトマを使うのはバックアッパーとしてのみになるだろう。あり得なそうなことだ」

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　また、ユナイテッドとチェルシーに関しては「現在の状態では、ミトマのキャリアアップとならないだろう」と一蹴。「たとえリバプールから魅力的なオファーがあったとしても、一般論としては国外移籍のほうが役立つだろう」と、プレミアリーグ以外がふさわしいかもしれないと伝えた。

「国外で成功する可能性が高いのは、バイエルン、マドリー、バルセロナだ。どこもチャンピオンズリーグで定期的に終盤まで勝ち上がるチームであり、そういった決定的な局面で彼のスキルはそれぞれのチームの助けになるだろう」

　一方で、同メディアは「ガブリエウ・マルチネッリは左ウイングのポジションをつかんでおらず、ミトマのスキルは攻撃に新たな展望を解き放つかもしれない」と、冨安健洋が所属するアーセナルにもフィットするとつけ加えている。

「クラブは安定しており、タイトルを目指している。将来ではなく、目の前の勝利を後押しする選手だけを加えている。それはピークにあるミトマに完璧に機能する」

　ブライトンとは新たな契約を結んだばかりだ。本人は目の前の戦いに集中しているだろう。だが、その去就は今後も絶えず騒がれるに違いない。三笘を待つのは、どんな未来なのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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