中国の杭州で開催されているアジア競技大会の男子サッカーは、10月４日に準決勝が行なわれ、日本のライバルである韓国はウズベキスタンと対戦。２－１で勝利し、日本が待つ決勝へ駒を進めた。

　４分にチョン・ウヨンのゴールで幸先よく先制した韓国は、25分にザスルベク・ザロリディノフのFKで被弾。同点に追いつかれるも、前半終了間際にチョン・ウヨンがこの２点目を決め、これが決勝点となった。

　韓国メディアは、荒いファウルを連発したウズベキスタンをこぞって糾弾。『OSEN』は「中国より荒い」と苦言を呈して、「今回の試合は荒れた。特にオム・ウォンサンは後半に相手の無謀なタックルで倒れ、結局は早期交代となった」と伝えた。

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『スポーツ朝鮮』は、２枚目のイエローカードを受けて74分に退場となったウズベキスタンのMFアブドゥラフ・ブリエフのタックルを「殺人タックル」と指弾。「チョ・ヨンウクの突破を阻止する荒いタックルで警告を受けた。チョ・ヨンウクは苦痛でしばらく起き上がれなかった」と非難した。

　また、「イ・ガンインに常に嫌がらせをしていた」と評したブリエフの一枚目のイエローカードは、「42分、空中戦の競り合いの状況で、ボールに関係なくイ・ガンインに顎に肘打ちをしたファウルのためだ」と報じている。

　また、『edaily』も、「ファウル！ファウル！ファン・ソンホン監督の怒り爆発。イ・ガンインへ肘打ち、ウズベキスタンの汚いプレー」とスキャンダラスな見出しを打った記事を掲載。「アジア大会で、落ち着きを維持していたファン・ソンホン監督が怒った。ウズベキスタンの汚いプレーにも審判の取り組みが不十分だったためだ」と指摘した。

「ウズベキスタンはラフプレーで韓国のビルドアップを妨げた。強いプレッシャーに加え、絶えず韓国の選手たちに身体をぶつけてきた。意図的なファウルも数多く出た」

　この激しい一戦を制した韓国は７日の決勝で日本と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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