J１第29節が９月30日に開催。ベスト電器スタジアムではアビスパ福岡対鹿島アントラーズが行なわれ、試合は０－０で終わった。
立ち上がりにペースを掴んだのは鹿島。ポゼッションで上回り、両サイドを効果的に使いながら、中央では前線の鈴木優磨が起点となり、相手ゴールに迫っていく。
ただ福岡は自陣ゴール前では身体を張った守りを見せ、相手の攻撃を粘り強くはね返しては、カウンターに活路を見出す。ハイプレスでボールを奪い、チャンスにつなげる場面もあった。
局面ではお互いに高いインテンシティと素早いトランジションで見応えあるバトルを繰り広げる。しかし、フィニッシュではあと一歩が足りず、試合は０－０で折り返す。
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局面では見応えあるバトル
迎えた後半も、両チームともアグレッシブさは変わらず、敵陣ボックス前までボールを運ぶが、なかなか決定的なシーンを作ることができない。それぞれの守備陣が集中したディフェンスでゴールを守る。
一進一退の攻防が続くなか、福岡はウェリントン、鹿島は昌子源がセットプレーから決定機を迎えるが、決め切れない。
結局、最後までスコアボードは動かず。福岡は連勝が３でストップ、鹿島は２戦未勝利となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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