［J１第29節］川崎２－３新潟／９月29日／等々力陸上競技場
川崎フロンターレは９月29日、J１第29節でアルビレックス新潟と対戦し、２－３の敗戦。リーグ戦３連勝とはならなかった。
川崎は23分に右CKの流れから、ゴール前のこぼれ球をジョアン・シミッチが押し込んで先制に成功。しかし、30分と59分に失点し、リードされる。76分には途中出場の山田新が、自ら獲得したPKを決めて同点に追いつくも、80分に決勝弾を献上した。
左サイドバックでフル出場した登里享平は、相手の攻勢を受けた時間帯での共通認識に課題があると語った。
「失点のところも緩さがありましたけど、（ボールを）持たせているのか、持たれているのかの認識の違いがある。自分たちがどこで奪うとか、やり方にメリハリがなかったと思います」
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「やり方にメリハリがなかった」
また、２－３とビハインドを負った状態で、終盤に何度もファウルを取られてしまい、無駄な時間を使ってしまった点も悔やんだ。
なかでも90＋５分、新潟のトーマス・デンと揉めていたレアンドロ・ダミアンに登里が駆け寄り、自身の左手首を指して「時間がない」とアピール。しかし、L・ダミアンも熱くなっていたのか、口論の末に登里の腕を振り払うようなシーンがあった。
「負けているのに時間を使っちゃうのはもったいない。勝ちに行かないと、点を取りに行かないといけない時間帯。あれは相手からしたらラッキーな時間だと思うので、（L・ダミアン）に声をかけました。本人に何があったのか、正直な部分は分からないですけど」
登里はその後も、手を叩いて周囲の選手を鼓舞。勝利を求め、最後まで最善を尽くしていた。
取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）
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なかでも90＋５分、新潟のトーマス・デンと揉めていたレアンドロ・ダミアンに登里が駆け寄り、自身の左手首を指して「時間がない」とアピール。しかし、L・ダミアンも熱くなっていたのか、口論の末に登里の腕を振り払うようなシーンがあった。
「負けているのに時間を使っちゃうのはもったいない。勝ちに行かないと、点を取りに行かないといけない時間帯。あれは相手からしたらラッキーな時間だと思うので、（L・ダミアン）に声をかけました。本人に何があったのか、正直な部分は分からないですけど」
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