アトレティコ・マドリーは現地９月24日、ラ・リーガ第６節でレアル・マドリーと対戦し、３－１でマドリード・ダービーを制した。

　この試合で主役となったストライカーがアトレティコのアルバロ・モラタだ。開始４分に先制点を奪うと、２－１で迎えた46分に自身２点目をゲット。アカデミー時代をR・マドリーで過ごし、2017年まで所属した古巣との一戦で輝きを放った。
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　ダービーマッチで２ゴールの活躍を見せたモラタが、「信じられないような雰囲気だった」と試合を振り返った。スペイン紙『AS』が伝えている。

　スペイン代表FWは、多くのサポーターが動員した一戦で２得点と勝利に貢献。「彼らのためにも勝つことができて、とてもハッピーだ」と喜びを口にした。

　またモラタは今夏、一部報道でミランなど複数クラブからオファーがあり、退団の噂があった。本人も「移籍する可能性はあった」と認めつつ、スタッフの言葉で残留の決断に至ったことを明かしている。

「グスタボ（・ロペス）コーチと（ディエゴ・）シメオネ監督に状況を話したら、彼らは『移籍する必要はない、チームにとって重要な存在になる』と言ってくれたんだ。今の僕は、以前よりもここでプレーすることが大事だと感じているよ」

　アトレティコ在籍５年半となるモラタだが、2020-21シーズンから２年間はユベントスへ期限付き移籍していた。残留を決めた今季は、ここまでリーグ戦５試合・５ゴールと活躍しており、自身の選択は間違いではないことを証明している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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