現地時間９月20日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）のグループステージ第１節で、バイエルン・ミュンヘンとマンチェスター・ユナイテッドが前者の本拠地で激突した。

　開始４分、ユナイテッドにいきなり決定機が到来。デイビスのぎりぎりのところでのクリアに、ペナルティエリア内で反応したエリクセンがシュートを放つが、GKウルライヒの好守に阻まれる。

　時間の経過とともに徐々にバイエルンが主導権を握るようになり、28分にザネがケインとの連係から、ペナルティエリア手前で左足を一閃。コースは甘かったが、少し反応が遅れた相手守護神オナナの手を弾き、ネットを揺らす。

　先制点を挙げて勢いに乗ると、32分にもムシアラの崩しからニャブリがゴール。ホームチームがリードをあっという間に２点に広げる。
 

　０－２で折り返したユナイテッドは、49分にラッシュフォードのラストパスからホイルンドがシュート。これがブロックに入ったキム・ミンジェの足に当たりながらもゴールに吸い込まれ、１点を返す。

　ただ直後の53分、バイエルンがエリクセンのハンドでPKを獲得。新エースのケインがきっちり決め、すぐさま２点差に戻す。今夏にドイツ王者の一員となったイングランド代表キャプテンは、62分にも速攻から鋭いシュートを放つが、オナナに弾き出される。

　その後、アウェーチームが88分にカゼミーロが倒れ込みながらも意地で押し込み、１点を返せば、ホームチームは90＋２分に途中出場の18歳テルがチーム４点目をゲット。それでも諦めないユナイテッドは、90＋５分にFKからカゼミーロが再びゴールを奪うが、反撃はここまでだった。

　４年ぶりのCL制覇を目ざすバイエルンが、４－３でビッグマッチを制した。一方、スタートダッシュにつまずいたユナイテッドは、開幕からの６試合で４敗目となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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