チェルシーOBのアシュリー・コール氏が、勝利が遠い古巣に言及した。英衛星放送『Sky Sports』が伝えている。

　チェルシーは今季、プレミアリーグ12位で終えた昨季からの復権を目ざし、マウリシオ・ポチェティーノ監督を招へい。クリストファー・ヌクンクやモイセス・カイセドなど、補強に３億ポンド（約564億円）以上を費やした。

　しかし、開幕戦はリバプールに１－１と引き分け、第２節はウェストハムに１－３と完敗。２試合で１分１敗と勝利を得ることができていない。
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　こうした現状に、コール氏は「攻撃に関して問題が起きていると感じている」とコメント。新たな得点源として期待されるヌクンクは、プレシーズンマッチでの怪我で離脱しており、「いつ戻ってくるかは分からないが、チームにとって大きな損失だ」と新戦力の不在を嘆いた。

　今夏にはピエール＝エメリク・オーバメヤンやカイ・ハバーツを放出し、ロメル・ルカクも指揮官の構想外となり退団は決定的と、FW陣を大きく入れ替えた。一方で彼らの代わりに加入したニコラス・ジャクソンは、ここまでの２試合でノーゴール。得点を増やすために、元イングランド代表DFはチャンスメイクが重要だと話す。

「サイドの（ミハイロ・）ムドリクは、ゴールから離れすぎている。彼にはもっとボックス内に入ってほしい。裏へ走り込んで、相手ディフェンダーに問題を引き起こす必要がある」

　さらに「そういったチャンスメイクから、よりゴールが生まれる」と強調。ムドリクの活躍に期待を込めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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