英メディア『GIVE ME SPORT』が８月21日、「プレミアリーグ最高のウインガーは？」と題した記事を掲載。独自のランキングを発表し、アジア人選手では三笘薫（ブライトン）とソン・フンミン（トッテナム）という日韓の両エースを選出した。

　三笘はプレミアリーグ初参戦となった昨季、序盤こそ途中出場が続いたものの、ロベルト・デ・ゼルビ監督が就任以降は、がっちりと定位置を確保。エース級の活躍を続け、ブライトン史上初のヨーロッパリーグ出場権獲得に大きく貢献した。

　今季も衝撃の独走でネットを揺らすなどし、開幕から２試合で１ゴール・２アシストと絶好調とあって、名だたる猛者を抑えて８位に入った。『GIVE ME SPORT』は「ミトマは本当に突然現れた。この日本人ウインガーはプレミアリーグに旋風を巻き起こしており、ここ最近で最大の掘り出し物の１つに違いない」と大絶賛だ。

「わずか２年前にJ１リーグでプレーしていたことが不思議なくらいだ。すぐにチームに大きなインパクトを与えた事実は、シーガルズの人材の素晴らしさを証明している。リーグで最も人目を引くウイングではないかもしれないが、最も印象的な選手の１人で間違いない」
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　一方、ソン・フンミンは昨季、最終的には７年連続となるリーグ戦二桁得点を達成したが、23ゴールを挙げて得点王に輝いた２年前と比べれば、物足りない結果となった。

　それだけに実績を考えれば低い９位止まり。同メディアは「プレミアリーグだけでなく、全世界で最高のウインガーの１人になれる」と認めつつも、「残念ながらこのところ調子を落としている。かつてのような高みに戻れるかはまだ分からない」と記した。

　なお、今回『GIVE ME SPORT』が発表したトップ10は以下の通り。１位にはリバプールの絶対エース、モハメド・サラーが輝いた。

10位 ハービー・バーンズ（ニューカッスル／イングランド）
９位 ソン・フンミン（トッテナム／韓国）
８位 三笘薫（ブライトン／日本）
７位 ラヒーム・スターリング（チェルシー／イングランド）
６位 フィル・フォデン（マンC／イングランド）
５位 マーカス・ラッシュフォード（マンU／イングランド）
４位 ガブリエウ・マルチネッリ（アーセナル／ブラジル）
３位 ジャック・グリーリッシュ（マンC／イングランド）
２位 ブカヨ・サカ（アーセナル／イングランド）
１位 モハメド・サラー（リバプール／エジプト）

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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