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少しタイミングがずれれば退団していた? マンUエースが昨夏の残留決断を回想「フットボールでは起こり得る話だ」

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2023年07月31日

打倒マンCへ「差を縮めるのは我々次第。面白くなりそう」

昨季はキャリアハイの30ゴールをマークしたラッシュフォード。(C)Getty Images

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 マーカス・ラッシュフォードが、マンチェスター・ユナイテッド退団を踏みとどまった理由を明かした。英紙『Daily Mail』が7月30日付けで伝えている。

 25歳のイングランド代表FWは、エリク・テン・ハーフ監督を新たに迎えた昨季、キャリアハイの公式戦30ゴールをマーク。今月18日には契約を2028年夏まで延長した。

 しかし、昨年の今頃は、パリ・サンジェルマンから関心を寄せられるなか、少年時代から在籍するクラブを去る可能性があったようだ。

「監督が来る前は少し、考えたかもしれない。フットボールでは起こり得る話だ。彼は僕にとって適切なタイミングでクラブに来てくれた。監督はとても野心的だ。就任した時からそうだった。僕は向上に飢えているし、チームも選手もスタッフも向上し続け、互いに慣れ親しみ、前年よりも良くなるように自分たちを追い込んでいく。それが、再びコンスタントにトロフィーを獲れるようになる唯一の方法なんだ」
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 昨季は同じ街のライバル、マンチェスター・シティが3冠を達成した。ユナイテッドのエースは「僕らのファンにとっては、あまり良い瞬間ではない。でもシティは良いチームだ。チャンピオンズリーグ決勝では優勝に相応しかったし、FAカップ決勝では僕らを破った」とリスペクトを示したうえで、プレミアリーグ4連覇阻止の急先鋒として覚悟を示した。

「今のところ、リーグ優勝の平均勝点は96点だと思う。数年前とは大違いだ。彼らは新たなレベルの一貫性を見せており、その差を縮めるのは我々次第だ。面白くなりそうだ。自分たちが強いチームだと分かっているし、選手としてはとにかく野心的だ。全試合に勝ち、リーグ優勝を狙うんだ」

 ラッシュフォードは自己ベストをさらに更新する活躍で、愛するクラブを11年ぶりのリーグ制覇に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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