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「なんかいつもと違う」なでしこ主将の熊谷紗希が振り返るW杯初出場。4度目の今大会は「若手が緊張で硬くなることも読みのなかに」

カテゴリ:女子サッカー

渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

2023年07月20日

今大会は14人がワールドカップ初出場

トレーニング後の取材に応じた熊谷。(C)SOCCER DIGEST

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「経験ある選手が支えないといけないと思う」

 なでしこジャパンのキャプテン熊谷紗希が、ワールドカップへの決意を語った。

 日本女子代表は7月19日、ニュージーランドで3日目のトレーニングを行なった。

 練習後に取材に応じた熊谷は、「チームとして、初戦は内容ではなく結果というところで、チームとしてもう一度確認して、立ち返れるというか、良い意味で自分たちを許せる場所を自分たちで作りたい」とし、7月22日のグループステージ初戦(ザンビア戦)前に「選手で集まってもう1回、意思統一じゃないですが、ミーティングできれば」と語る。

 今回のW杯に臨むなでしこジャパンで、初出場は14人。前回大会でメンバー入り後に負傷離脱した植木理子のほか、田中桃子、猶本光、清家貴子、高橋はな、田中美南、守屋都弥、林穂之香、長野風花、千葉玲海菜、宮澤ひなた、昨年のU-20W杯の準優勝メンバーである藤野あおば、浜野まいか、石川璃音だ。

 唯一、2011年の優勝を経験し、4度目のW杯に臨む熊谷は、自身の体験をこう振り返った。
 
「(2011年大会は)ちょっと昔過ぎて...初戦に関しては、なんて声をかけられたかは、正直覚えていない。ただ、選手だけで前日にミーティングして、山郷(のぞみ)さんとか、澤(穂希)さんとかから言葉をもらったのは覚えていて、自分自身の初めてのワールドカップは、立ち上がりに硬さもあったし、なんかいつもと違うな」という感覚だったという。

 一方で「『緊張するな』と言われて緊張しないことはできないはずだから」と、「ゲームのなかで、経験ある選手は若手が緊張で硬くなることも読みのなかに入れなきゃいけない」とコメント。

「受け取り方は人それぞれですけど、経験ある選手からの言葉がひとつあってもいいと思っている」。そんなキャプテンの想いがチームを躍動させられるか。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト特派)

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