■スティーブン・コーカー
・24歳／DF／イングランド代表
・サウサンプトン→リバプール（QPRからの半年レンタル）
　マルティン・シュクルテルとママドゥ・サコというレギュラーのみならず、デヤン・ロブレン、コロ・トゥーレ、ジョー・ゴメスも怪我に倒れ、CB陣がほぼ全滅状態にリバプール。メインターゲットのネベン・スボティッチ（ドルトムント）やアンドレア・ラノッキア（インテル）は交渉が難航している模様で、サウサンプトンで燻っていた対人に強い大型CBを緊急補強した。クロップ監督も「プレミア経験が豊富で、高さという強みもある。コーカーは良い解決策になると信じている」と期待を寄せる。
 


■ジョンジュ・シェルビー
・23歳／MF／イングランド代表
・スウォンジー→ニューカッスル（完全移籍）
・移籍金：1200万ポンド（約20億円）
　１月11日にボルドーからアンリ・セベを獲得したニューカッスルが、スウォンジーの主軸を迎え入れてさらに中盤をテコ入れ。現陣容に欠ける“捌けるMF”だけに、降格圏に沈むチームの改革のキーマンとして特大の期待を背負う。2021年６月までの長期契約を結んだ本人は「この偉大なチームでの挑戦にすごく興奮している」とモチベーションは最高潮だ。なお、スウォンジーはシェルビーの売却益を元手に、元エースのウィルフリード・ボニ（マンチェスター・C）の買い戻しを検討とも。
 
 

■マッテオ・マンコース
・31歳／FW／イタリア国籍
・ボローニャ→カルピ（半年レンタル）
　１月11日にサッスオーロからセルジュ・フロッカリが加入し、ボローニャでさらに出場機会減が予想されたストライカーが、同じく昇格組で残留争いのライバルであるカルピに買い取りオプション付きのローン移籍。６部からセリエAまでの全カテゴリーでゴールを積み上げてきた叩き上げの点取り屋は、19試合でわずか17ゴールと得点力不足に悩むチームの救世主となれるのか。