東京ヴェルディは７月15日、J２第26節で徳島ヴォルティスと対戦。この試合前、U-17日本代表としてアジアカップ優勝を果たした東京VユースのMF山本丈偉、MF川村楽人がサポーターに向けて挨拶を行なった。

　U-17代表は、６月中旬から７月上旬にかけてタイで行なわれたU-17アジア杯で、見事大会連覇を達成。歴史に名を刻んだ山本と川村がトップチームの試合前、味の素スタジアムに登場した。

　２人は東京Vサポーターが見守るなか、ホーム側スタンドの前に立ち、優勝を報告。以下のように感謝の想いを述べた。
 

・山本丈偉
「U-17アジアカップで優勝することができました！ 優勝できてとても嬉しいですが、この結果に満足せず、11月にはワールドカップ本大会があるので、それに向けて自分の課題と向き合い、チームで日々、努力していきたいと思います。これからも応援よろしくお願いいたします」

・川村楽人
「今回、U-17日本代表に初めて選出していただき、アジアカップで優勝することができました。個人的に、代表初ゴールもすることができ、自分の武器であるドリブル突破やゴールに直結するプレーはアジアでも通用することが分かりました。これからチームに帰って、代表活動で学んだことをチームに還元し、プレミアリーグ昇格に向けて頑張りたいと思います。

　個人としましては、11月に行なわれるワールドカップ本大会に向けて、またメンバーに選ばれるよう、努力を続けたいと思います。そして、その先にヴェルディでプロになって、このピッチでプレーしている姿を皆さまに見ていただけるように、頑張りたいと思います。

　最後になりますが、代表活動へ快く送り出してくださったヴェルディユース関係者の皆さま、学校関係者の皆さま、応援してくださった友だちや親族、ヴェルディサポーターの皆さま、代表活動で何不自由なく支えてくださった代表スタッフの皆さま、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました」

　堂々とした挨拶に、サポーターからも大きな拍手が送られた。

　U-17代表は今年11月、インドネシアで開催されるU-17ワールドカップに出場。世界一を目ざす若きサムライの活躍に期待だ。

取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

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