イングランド2部のコベントリーは7月11日、ベルギー1部のオーステンデからMF坂元達裕を獲得したと発表した。
坂元は2021年にセレッソ大阪からオーステンデへ移籍。ベルギーでの2年目を迎えた2022-23シーズンは、クラブは16位に終わり2部へ降格したものの、それでもチームMVPを受賞するなど高い評価を得て、イングランドへの挑戦を決断する。
地元メディア『コベントリー・ライブ』も新加入の日本人選手に注目している。ベルギーメディア『ベルギーフットボールポッドキャスト』のスコット・コイン氏に坂元についてインタビューし、その内容を掲載した。
オーステンデからコベントリーへ移籍
同氏は「我々はベルギーで坂元を見るのを楽しんでいた。オーステンデの中でも傑出した選手だ」と高く評価。さらに「左でも右でもプレーできる。彼は身体が小さく、重心が低い。スピードもあり、強力なドリブラーだ」と特徴を説明し、チームでも存在感を示していたとを紹介している。
「残念なシーズンを過ごし、最終的には降格してしまったチームで、坂元は明らかに目立った存在だった。クラブの影響で最高のパフォーマンスとはいかなかったが、非常に優秀な選手であることは十分に示していた」
また坂元にはヘンクやヘントといったベルギーの強豪クラブも注目していたようだ。それでも「イングランドでプレーすることが彼にとって魅力的だった」と同氏は明かした。
2022-23シーズンはブライトンのMF三笘薫がセンセーショナルな活躍を見せた。新たな日本人ドリブラーがイングランドで輝きを放てるか注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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