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「対峙した時、無理って思った」中村憲剛が脱帽した“新人アタッカー”は?「当たり前に一人を抜く。破壊的なドリブル」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2023年07月10日

「サッカーにこうも影響するんだな」

元チームメイトの三笘と対談した中村氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 川崎フロンターレの司令塔として活躍した元日本代表MFの中村憲剛氏は、現役最後のシーズンに対峙した“新人ドリブラー”に脱帽したという。

 その選手とは、今を時めくブライトンの三笘薫だ。川崎の下部組織出身で、少年時代からその名を知っていたアタッカーは筑波大を経て2020シーズンにフロンターレに帰還。1年だけ共にプレーした。

 いまや世界最高峰のプレミアリーグでも屈指のドリブラーに成長した日本代表MFとNHKの『サンデースポーツ』で対談した中村氏は、3年前をこう振り返っている。

「一緒にプレーをした最後の一年の時に、あ、凄いなと。何が凄いかっていうと、当たり前に一人を抜く。その破壊的なドリブルができる選手の存在って、サッカーにこうも影響するんだなというのを知った」

【画像】少年時代の三笘と手を繋いで入場する中村憲剛
 世界に通用する三笘のドリブルは何が凄いのか。

「普通、ドリブラーの人って、前傾(姿勢)になっていく。ドリブルが始まると。あなたの場合はこう(顔が上がっている)。これでドリブルしてくれるから、顔を上がってるので、練習で対峙した時、『あ、無理』って思ったことがある」

 自身の経験も交えながらそう解説した名手は、「対峙した時の目線の高さ、(前傾にならない)背筋。あれをやられてしまうと、(周囲の選手に)気を取られると距離感が空くからキュンて抜かれちゃうし、詰めると(周りを使って)パンパンて」と言葉を続けた。
 
 少年時代に憧れていた先達の“ドリブル評”を聞いた26歳は、こう語っている。

「間違いなく言えるのは、高い位置を見られれば見られるほど、相手にとっても嫌だし、自分も余裕が出てくる。下を見てれば見てるほど、いいプレーはできないという傾向はあります」

 中村氏は「それそれ」と言って、納得した様子だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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