UEFA（欧州サッカー連盟）は、同じオーナーが所有する複数のクラブが欧州カップ戦に出場するのを禁じている。
三笘薫が所属するブライトンは、オーナーのトニー・ブルーム氏がベルギーのウニオン・サン＝ジロワーズ（ヨーロッパリーグのプレーオフに出場）の株を所有しているため、ヨーロッパリーグ（EL）の出場が危ぶまれていた（順位が上のウニオンSGが優先される）。だが、このほど無事に認められた。
『Newsday』によれば、UEFAの規定に従うために「所有権の構造に一定の変更」を加え、ブルーム氏が株の割合を大幅に減らしたのだという。
「所有権の構造に一定の変更」
ただ、UEFAは「両クラブは、永久かレンタルか、直接的か間接的かを問わず、2024年９月まで選手を相互に移籍させない」と注目をつけた。
そのため、同メディアは「日本代表のカオル・ミトマが2021－22シーズンにブライトンとウニオンの間で行なったようなレンタル移籍は阻止されるだろう」と伝えている。
周知の通り、21年夏にブライトンと契約を結んだ三笘は、労働許可証の問題もあって、イングランドではプレーできなかったため、“姉妹クラブ”のウニオンSGにレンタル。そこで結果を残し、レンタルバックされたブライトンでの飛躍に繋げた。23－24シーズンに限っては、そのようなケースができなくなる。
両クラブには小さくない痛手だが、ELに出場可能になったのは幸いだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】「めちゃくちゃかっこいい」「かなり似合ってる」など脚光！三笘がモデルとなったブライトンの新アウェーユニ
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そのため、同メディアは「日本代表のカオル・ミトマが2021－22シーズンにブライトンとウニオンの間で行なったようなレンタル移籍は阻止されるだろう」と伝えている。
周知の通り、21年夏にブライトンと契約を結んだ三笘は、労働許可証の問題もあって、イングランドではプレーできなかったため、“姉妹クラブ”のウニオンSGにレンタル。そこで結果を残し、レンタルバックされたブライトンでの飛躍に繋げた。23－24シーズンに限っては、そのようなケースができなくなる。
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