レアル・ソシエダの久保建英は、2022－23シーズン、加入１年目ながら９ゴール・４アシストと躍動。ついに大ブレイクを果たした。

　そんな日本代表MFの人気ぶりに注目したのが、スロベニアのメディア『nogo　mania』だ。７月５日、「日出ずる国で最も注目されるスペインチームとなったレアル・ソシエダで日本の天才が輝く」と題した記事を掲載。次のように伝えた。

「この若い日本人ウインガーはスペインで真の人気者となり、その結果、日本のファンは、今ではバルセロナやレアル・マドリーではなく、レアル・ソシエダを熱心に追いかけている」
 

　同メディアは「クボのおかげで、レアル・ソシエダはレアル・マドリーやバルセロナよりも、日本で最も注目されるスペインのチームとなった」と綴っている。

「わずか２年前、日本のストリーミングプラットフォームでレアル ソシエダの試合を視聴した加入者はわずか８人だった。現在ではこの数はすでに709人（約89倍）に達している。すべての試合と記者会見には少なくとも２人の日本人サッカージャーナリストが出席する。クラブのYouTubeチャンネルの視聴回数は驚くほど増加した。ソシエダの公式チャンネルの全視聴者のうち46パーセントは日本からのものだ」

　記事は「クボのユニホームは、ヨーロッパのすべてのクラブでスターを追いかけると知られている日本のサッカーファンの間でもちろん大ヒットしている。ヨーロッパの有名クラブにとって、日本代表選手をチームに招くことは有益だ。商業的な可能性は非常に高い」と続けている。

　ピッチで躍動し、さらに商業的な面でプラスなら、言うことなしだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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