ジニス暫定監督には「個性と創造性がある」
セレソン(ブラジル代表)史上初となる外国人監督の招聘には、やはり賛否両論があるようだ。
先頃、CBF(ブラジルサッカー連盟)のエドナウド・ロドリゲス会長が明言したように、イタリア人指揮官であるカルロ・アンチェロッティ(現レアル・マドリー監督)のセレソン監督就任が内定したと見られている。会長の発言に従えば、来年6月に開幕するコパアメリカ2024から指揮を執るようだ。
まだ正式発表されたわけではないが、ブラジル国内では早速大きな反響を呼んでいる。テレビ局『SBT』のインタビューで苦言を呈したのは、他ならぬルーラ・ダ・シウバ大統領だ。
「アンチェロッティには感謝してるよ。ただ、彼はイタリア代表を指揮したことがない。前回のワールドカップに出場すらできなかったイタリアの問題をなぜ解決しないんだ?」
【PHOTO】2023年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
先頃、CBF(ブラジルサッカー連盟)のエドナウド・ロドリゲス会長が明言したように、イタリア人指揮官であるカルロ・アンチェロッティ(現レアル・マドリー監督)のセレソン監督就任が内定したと見られている。会長の発言に従えば、来年6月に開幕するコパアメリカ2024から指揮を執るようだ。
まだ正式発表されたわけではないが、ブラジル国内では早速大きな反響を呼んでいる。テレビ局『SBT』のインタビューで苦言を呈したのは、他ならぬルーラ・ダ・シウバ大統領だ。
「アンチェロッティには感謝してるよ。ただ、彼はイタリア代表を指揮したことがない。前回のワールドカップに出場すらできなかったイタリアの問題をなぜ解決しないんだ?」
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一方で、ルーラ大統領はアンチェロッティ就任までの約12か月、セレソンの暫定監督を務めるフェルナンド・ジニス(現フルミネンセ監督)を「個性と創造性があるし、ロッカールームのボスだ」と称賛。そして、ふたたびアンチェロッティへの疑問を投げかけた。
「ヨーロッパで11人の各国代表選手がいるチームを率いるのはとても簡単だ。ここに来てコリンチャンス(ブラジル全国リーグの降格候補)を育てるのは難しい。アンチェロッティがコリンチャンスでうまくやっていけるかどうか見てみたいね」
国民一人ひとりが代表監督と形容されるサッカー王国で、アンチェロッティは懐疑論者たちを黙らせる成功を収められるだろうか。歴史的なチャレンジになるのは間違いない。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
「ヨーロッパで11人の各国代表選手がいるチームを率いるのはとても簡単だ。ここに来てコリンチャンス(ブラジル全国リーグの降格候補)を育てるのは難しい。アンチェロッティがコリンチャンスでうまくやっていけるかどうか見てみたいね」
国民一人ひとりが代表監督と形容されるサッカー王国で、アンチェロッティは懐疑論者たちを黙らせる成功を収められるだろうか。歴史的なチャレンジになるのは間違いない。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部