日本代表MF堂安律（フライブルク）が７月５日、アンバサダーを務めるテレビ・家電業界のリーディングカンパニーTCLの「戦略発表会＆製品体験会」に出席した。

　同会では冒頭、張濟鵬社長が登壇。カタール・ワールドカップで優勝候補のドイツとスペインからゴールを奪い、現在サムライブルーで10番を背負う、25歳を起用した理由をこう説明した。

「堂安選手は世界的にも有名なプロサッカー選手です。彼は常に頂点を目ざして挑戦し続け、 サッカー技術を向上させ、日本でも人気のサッカー選手となりました。この精神はTCLのスローガン『Inspire Greatness』に非常にマッチしております。堂安選手を仲間に加え、TCLはより良く、より早い発展を遂げることができると信じています」

　続いて堂安が登場。アンバサダー就任について、「僕はサッカーを通して感動を伝えることが仕事でもあるんですけど、TCLも同じような考えを持っていて。そのようなブランドとこうしてパートナシップを結べて、すごく嬉しく思います」と感想を伝えた。
 

　そして自身が出演したCMに言及。自信作を次のようにPRした。

「サッカーの演技をするのはまだできるんですけど...普通の演技になるとやっぱり下手くそな感じはあったと思うんですけど、一生懸命やらせてもらいました。サッカー以外のところで不慣れな表情が出ていて、特にボールを持って驚いているシーンはかなりやり直したと思うので、そういうのを考えながら見てほしいですね。現場もすごい皆さんと楽しく、仲良くしながらできましたし、あっという間に時間が過ぎました。

　ボールで顔が隠れちゃうっていうのをすごく言われたので、そこは難しかったですね。試合中そんなこと気にしてプレーしないので、そこはそっちのプロに聞いて、難しいなと思いながらやってました。良い物を作ろうと皆さんと本当に楽しくやらせてもらいました」

　およそ１時間のイベントは、CM撮影同様、終始和やかな雰囲気で進行。昨日は仲間とバーベキューを楽しむなど、束の間のオフにリラックスする堂安の笑顔が弾けた。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）

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