ボルシアMGの板倉滉には、韓国代表DFキム・ミンジェの後釜としてナポリが関心を寄せていると言われる。ブンデスリーガに精通するイタリア人記者は、日本代表DFを高く評価しているようだ。

　セリエAで年間最優秀DFに選ばれ、ナポリの歴史的なスクデット獲得（優勝）に貢献したキムは、バイエルンへの移籍に迫っていると言われる。

　もちろん、ナポリにとってキムが抜ける穴は大きい。ブンデスリーガのエキスパートである『Sky Sport』のピエトロ・ニコローディ記者は、『PIANETA NAPOLI』で「必ず不在を感じるようになるだろう」と話した。

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　そのうえで、同記者は後釜候補とされる板倉について、「良い選手であることには、一点の曇りもない。おそらく、本当に見るに耐えなかったボルシアMGのシーズンで悪くなかった部類の選手だ」と評している。

「特にシーズン前半戦は彼がチームを引き上げることができた。ひどかったニコ・エルベディと一緒にプレーしたことにも取り組まなければいけなかった。実質的にイタクラは常に２人のFW、さらに味方も相手にしなければいけなかったんだ。日本代表では非常にうまくやった。堅実かつタフであり、素晴らしいメンタリティに恵まれている」

　ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が日本人選手獲得に言及してきたこともあり、板倉はその後釜候補のひとりと注目されているところだ。一部では、有力候補との声もある。

　昨季のナポリは多くの主力選手を放出しながら、キムやクビチャ・クバラツヘリアなど、決してビッグネームではなかった新戦力が大活躍して戴冠を果たした。当然、周囲はその再現を期待している。板倉がナポリに移籍することはあるのか。そして同様の活躍を見せられるのか。注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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