U-17日本代表は６月29日、U-17アジアカップの準決勝でイラン代表と対戦。３－０で圧勝し、連覇に王手をかけた。

　準々決勝でオーストラリアを撃破し、U-17ワールドカップ出場権を手にした日本は開始10分、さっそくスコアを動かす。左サイドを崩した川村楽人のクロスから、矢田龍之介が絶妙なコントロールショットを叩き込んだ。

　これで勢いに乗った日本は、25分には望月耕平が今大会４点目となるゴールを奪い、リードを広げる。

　２－０で後半に入ると、54分から55分にかけてのところで思わぬアクシデントが発生。前半から降っていた雨は弱まったものの、雷の影響で試合は一時中断となった。

　ただ、決して集中力を切らさず。およそ10分後に再開されたなか、74分に10番の佐藤龍之介が直接FKで鮮やかにネットを揺らし、勝負を決めた。

　得意の先制パンチから効率よく得点を重ね、まさに完勝を収めた若きサムライに対し、SNS上で称賛コメントが殺到。次のような声が続々と集まっている。
 

「いや強すぎだろ」
「安心して観れる」
「U-17日本代表つっよ！！！」
「めちゃくちゃ攻め続けた面白いゲームだった」
「U-17めちゃくちゃ強いな」
「若いU17が躍動してますなぁ。いつも苦労するイラン相手なのに」
「完勝でした。あとは、優勝するのみ」

　また、３点目を挙げた佐藤はジャンケンに勝ったうえでキッカーを務めており、「じゃんけんからのナイスゴール」「ジャンケンもサッカーも上手い」「素晴らしいグラウンダーとじゃんけん」といったコメントも見られる。

　決勝は７月２日。韓国対ウズベキスタンの勝者と相まみえる。絶好調の日本は、勢いそのままに再びアジアの頂に立てるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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