アーセナルへ移籍したドイツ代表カイ・ハベルツが、古巣へ惜別のメッセージを綴った。

　現地時間６月28日、アーセナルはチェルシーからハベルツを獲得したと発表した。契約期間は明らかにしていないが、英公共放送『BBC』は、５年契約で移籍金は6500万ポンド（約119億円）と報じられている。

　そのハベルツは同日、自身のインスタグラムを更新。手書きと見られる手紙の写真をアップし、３シーズン過ごした古巣へ惜別のメッセージを送った。
 

「チェルシーを去ることについての私の考えを、新しいチームに加わる前に聞いてほしかった。これは僕のスタイルではないし、このような形で聞いてもらうのは心苦しい。今、自分の感情を言葉で説明できないほどの岐路に立たされている。第二の故郷となったクラブ、そして僕を支えてくれた素晴らしいファンに別れを告げるために重い気持ちで手紙を書いている。

　山あり谷あり、喜びも悲しみもともに味わってきた。サポーター、スタッフ、コーチ、そしてチームメイト全員に感謝を伝えたい。加入して最初のシーズンにチャンピオンズリーグで優勝。スーパーカップとクラブワールドカップも制した。別れを告げるまでの道のりは決して忘れられないものになった。

　ピッチ内外でクラブを代表するのが何を意味するかを常に感じられた。このクラブは永遠に僕の心の中に残るし、生涯の友人もできた。チェルシーの歴史の一部になれて光栄だ。ありがとう」

　2020年の夏にチェルシーに加入したハベルツは、３シーズンで公式戦139試合に出場。32ゴール・15アシストをマークした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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