北海道コンサドーレ札幌のDF西大伍が、６月21日に自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。チームメイト同士の意見交換について語った。

　西は、試合終了直後に選手同士で言い合う姿をファン・サポーターから心配されたが、「あんなの普通」とキッパリ。問題が無いという見解を示した。

「何か気になったことがあったら、強く言うのはチームメイトなので。それに対して、別の反応があっただけ。心配し過ぎ」

　2011年から18年まで在籍した鹿島アントラーズでは、「試合中、めちゃくちゃ喧嘩していたし、強いチームはそんなもん。やりあうなんてものではない。毎試合のように金崎夢生とやっていた」と回想。“論争”の重要性を語った。

「前半、良くないと金崎が少し暴れる。ロッカールームで。それに対して『反応したいな』と思って、扇風機を蹴り飛ばしたりして 『ちゃんとやれよ』と言ってきたので、『お前も点取れよ』みたいな、やりとりをして。みんな気合を入れて、また入る感じ。

　みんな慣れっこなので、終わったあとは仲良いし。ああいう選手はめちゃくちゃ大事で、特にフォワードにはいてほしい。言い合わないほうがチームプレーの欠如」
 

　ただ、札幌では「ミシャ（ペトロヴィッチ監督）が言い合いを嫌う。だから、みんなしていない」という。また、時代の変化も感じているという。

「今の時代は結構、若手は言うことに対して耐えられないことも多いので。僕も結構変わった。そこは仕方ないと思う。相手を見るのも結構ある」

　鹿島の黄金期を知る熟練DFは、熱い思いを胸に持ちつつ、チームや時代の流れに適応しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「『ちゃんとやれよ』『お前も点取れよ』みたいな」札幌DF西大伍が選手の意見交換について語る

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