オーストリアでの飛躍に加え、日本代表でも初ゴールをマークし、LASKに所属する日本代表の中村敬斗に対する関心は高まっている。

　英紙『Daily Mail』は先日、中村にリバプール、アストン・ビラ、バーンリー、フランクフルト、ドルトムント、ボルシアMG、リール、ランス、リヨン、フェイエノールトと、欧州主要リーグの様々なクラブが興味を示していると報じた。

　中でもリバプールは世界的な強豪の一角だ。もしも移籍することになれば、南野拓実以来となる日本人選手の誕生となる。一方で、ワールドクラスが集まるだけに、もうすぐ23歳になる中村に適切なクラブか議論が分かれるところでもあるだろう。

　だが、リバプール専門サイト『Anfieldindex』は、大きな期待ができると見ているようだ。「左ウイングでのナカムラのパワーと精度、国際舞台での活躍は、マネと比較されるのが不可避」と、現在バイエルンに所属するサディオ・マネのような存在になるかもしれないと報じた。

「左でルイス・ディアスやダルウィン・ヌニェスの代わりとなり、マネのようになることができるかもしれない。今後、徐々に頭角を現していき、リバプールで大きなインパクトを残せるかもしれない」
 

　さらに、同メディアは「ナカムラがリバプールに移籍する可能性があることで、ファンは新たなスターの出現を見ることになるかもしれない」と続けている。

「才能ある22歳が、チームの攻撃陣を強化し、さらなる次元を加える選手となるかもしれないのだ。スリリングな有望株であり、夏のマーケットで大注目される」

　アストン・ビラが獲得に本腰を入れたとの噂もある中村。今夏の移籍が有力視される有望株の去就から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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