ピッチに立ったからこそ感じた想い
アルゼンチンで開催された先のU-20ワールドカップにも出場し、プロ2年目の川崎で徐々に出場機会を掴んでいた左利きのアタッカー・永長鷹虎が6月14日、水戸へ期限付き移籍することを発表した。
U-20ワールドカップではチームはグループリーグ敗退に終わり、自身も出場機会が限られただけに思うところもあったのだろう。移籍の背景についてこう明かす。
「今年に入って川崎ではようやくリーグデビューできたり、天皇杯やルヴァンカップに出場できたり、世代別では代表に行かせてもらって、いろいろ感情が動いたというか。試合に出場することで感じたものは多かったですし、より試合に出たいという気持ちが強くなり、水戸さんからも声をかけていただいて行きたいなと、そういう想いでした」
ピッチに立ち、世界レベルを知ったからこそ芽生えた気持ち。「悔しいけど、今のままでは通用しない」。葛藤から生まれた武者修行でもあった。
「去年から水戸さんには声をかけてもらっていまして、その時は行く選択をしませんでしたが、今回決めたのは本当、最近ですね。1週間くらい前に。考え抜いてそこからすぐ決めました」
守備面と自らの武器である突破力、ゴール前でのテクニックをさらに磨く。目指すべき姿は明確であり、だからこそ、水戸では試合に出続け、チームを勝たせる存在になるという目標を掲げる。
U-20ワールドカップではチームはグループリーグ敗退に終わり、自身も出場機会が限られただけに思うところもあったのだろう。移籍の背景についてこう明かす。
「今年に入って川崎ではようやくリーグデビューできたり、天皇杯やルヴァンカップに出場できたり、世代別では代表に行かせてもらって、いろいろ感情が動いたというか。試合に出場することで感じたものは多かったですし、より試合に出たいという気持ちが強くなり、水戸さんからも声をかけていただいて行きたいなと、そういう想いでした」
ピッチに立ち、世界レベルを知ったからこそ芽生えた気持ち。「悔しいけど、今のままでは通用しない」。葛藤から生まれた武者修行でもあった。
「去年から水戸さんには声をかけてもらっていまして、その時は行く選択をしませんでしたが、今回決めたのは本当、最近ですね。1週間くらい前に。考え抜いてそこからすぐ決めました」
守備面と自らの武器である突破力、ゴール前でのテクニックをさらに磨く。目指すべき姿は明確であり、だからこそ、水戸では試合に出続け、チームを勝たせる存在になるという目標を掲げる。
移籍に際しては川崎の鬼木達監督にも背中を押されたという。
「最後の挨拶の時に少し話しましたが、自分が試合に出たいという気持ちを理解してもらえ、監督も自分が現役の時は試合に出たいと一番思い、焦りもあったと話してくれました。その意味で自分の気持ちを理解していただいたと言いますか、選手の立場になり、意見を尊重してもらえました。そういう想いを受け止め、成長したいです」
さらに右ウイングのポジションを争うことも多かった尊敬する先輩である家長昭博からもアドバイスを送られた。
「アキさんは一番最初に声をかけてくれましたが、レンタルで出ることは全然悪いことではないし、ネガティブな要素はなく、ポジティブに行ったら良いと思うよ、と。『自分のやりたいプレーをしっかりやって来い』『頑張りすぎて空回らないように』と言ってもらえました」
そして川崎の寮でともに過ごし、切磋琢磨してきた後輩のDF松長根悠仁、高井幸大、MF名願斗哉、大関友翔らとも誓いあったという。
「自分も負けないようにする。ともに試合に出よう」
右サイドからのカットイン、観衆を魅了するテクニック、強気な仕掛け。ポテンシャルは特大だ。その力が水戸の地で輝く時を信じたい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】等々力陸上競技場に集まった川崎フロンターレサポーター!
「最後の挨拶の時に少し話しましたが、自分が試合に出たいという気持ちを理解してもらえ、監督も自分が現役の時は試合に出たいと一番思い、焦りもあったと話してくれました。その意味で自分の気持ちを理解していただいたと言いますか、選手の立場になり、意見を尊重してもらえました。そういう想いを受け止め、成長したいです」
さらに右ウイングのポジションを争うことも多かった尊敬する先輩である家長昭博からもアドバイスを送られた。
「アキさんは一番最初に声をかけてくれましたが、レンタルで出ることは全然悪いことではないし、ネガティブな要素はなく、ポジティブに行ったら良いと思うよ、と。『自分のやりたいプレーをしっかりやって来い』『頑張りすぎて空回らないように』と言ってもらえました」
そして川崎の寮でともに過ごし、切磋琢磨してきた後輩のDF松長根悠仁、高井幸大、MF名願斗哉、大関友翔らとも誓いあったという。
「自分も負けないようにする。ともに試合に出よう」
右サイドからのカットイン、観衆を魅了するテクニック、強気な仕掛け。ポテンシャルは特大だ。その力が水戸の地で輝く時を信じたい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】等々力陸上競技場に集まった川崎フロンターレサポーター!