［キリンチャレンジカップ］日本 ６－０ エルサルバドル／６月15日／豊田スタジアム

　森保ジャパンが６発大勝を飾ったエルサルバドル戦で注目を集めたのが、右の久保建英、左の三笘薫の両ウイングだった。

　それぞれプレミアリーグで７点、ラ・リーガで９点を挙げ、日本人最多得点記録を更新。個での突破やアシストでも貢献し、チームを欧州カップ戦出場に導いた。

　カタール・ワールドカップでも１分も同時起用がなかったように、Ａ代表ではこれまでなかなか共闘することなかったふたりが、ついにスタメンに名を連ねたのだ。

　久保が１ゴール・２アシストの活躍を見せれば、三笘もその久保の得点をアシストするなど２点をお膳立て。違いを作り出した。

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　試合後、その三笘についてコメントを求められた22歳は、「このレベルでは贅沢すぎるラインナップだと思いますし、相手へのリスペクトを欠いているわけじゃないけど、明らかに僕たちのほうが強度は高かった。三笘選手も縦じゃなくて中にも行ってましたし、今日はやりたい放題だったかな」と語った。

　三笘からアシストを受けたシーンについては「彼は単独で勝負できちゃう選手なんですけど、あそこまで高い位置だと縦というよりは中に切り返すかなと思って。もしかしたらリターンをくれるかなと軽い気持ちだけど（中に）入ってよかったです」と振り返る。

「優しいパスだったのは？」という質問には、「代表選手であれば、とくに三笘選手であれば、当たり前。感謝してないわけじゃないですけど。すごく感謝してますけど。あのボールが欲しかったんで。僕の理想通りの形だったんで」と率直に述べた。

　ゴールの後、三笘と抱き合って場面は「アシスト付けてくれて良かったと言ってくれて。皆さんからしても表紙にしやすいんじゃないですか」と饒舌だった。

取材・文●江國 森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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