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「決定力があると思われているけど…」10G10Aに未達、堂安律が自戒。夢のCLには届かず「本当に悔しい。課題を感じた」

カテゴリ:日本代表

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年06月14日

たった一言「決めます!」

ブンデス復帰1年目であり、海外挑戦6年目を振り返った堂安。写真:梅月智史

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 6月13日に行なわれた日本代表の練習後、堂安律が取材に対応。収穫と課題がある2022-23シーズンを振り返った。

 間もなく25歳となるレフティは、昨夏にPSVからフライブルクに移籍。期限付きで加入したビーレフェルト時代以来、2年ぶりにブンデスリーガに復帰した。すると、開幕からがっちりと定位置を確保。シーズンを通して安定したパフォーマンスを続け、公式戦45試合で7ゴール・7アシストをマークした。

 ただ、自身が設定した目標は10ゴール・10アシスト。「環境も変わって色んな変化もあったけど、1年間それほど調子を落とさず、ある程度、一定のコンディションでプレーできた。ワールドカップもあったなかで1年間、強い体力作りができたと思う」と手応えを示す一方で、「決定力の質」を自戒した。

「(スコアポイントには)全く満足してない。10・10を掲げていたので、そこは課題に残った。日本では決定力があるというふうに思われているけど、海外では逆に決定力の無さが課題として出たので、もっともっと質を上げていかないといけない」
 
 上位争いを繰り広げたフライブルクは、最終節までチャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性を残したが、結局5位でフィニッシュ。夢の舞台まではあと一歩手が届かなかった。以前のインタビューでは「チャンピオンズリーグでの優勝。これが僕の最大の夢」と語っていただけに、ショックは相当なもののはずだ。

「本当に悔しい。自分がもっと点を取っていればとか、違いを出せればというシーンはたくさんあったので、そこに課題を感じた。あとは嬉しいことに、ブンデス最後の1試合まで分からない状況で自分を追い込めるというのは、他チームを見ると、なかなかないと思うので、そこはチームメイトに本当に感謝したい。良いシーズンになったかなと思う」

 野心の塊のような男は、10番を背負い、さらなる成長を求めて戦う日本代表の2試合で、確かな結果を残せるか。取材の最後、「ゴールを期待しています」と発破をかけられると、たった一言、こう答えた。

「決めます!」

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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