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「開始前から何かがおかしかった」元伊代表マルディーニ、物議を醸した02年W杯の韓国戦を回想「主審に握手を拒まれた」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2023年05月25日

「ロッカールームに入るために揉めたんだ」

日韓W杯の韓国戦が代表のラストゲームとなったマルディーニ。(C)Getty Images

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 数々の栄光を手にしたパオロ・マルディーニの代表キャリアの最後は、後味の悪いものだった。2002年のワールドカップ、伝説の韓国戦だ。

 日本でのグループステージを2位通過したイタリアは、ラウンド16でホスト国の韓国と対戦した。クリスティアン・ヴィエリのゴールで先制するも、終了間際に追いつかれると、延長戦にゴールデンゴールを献上。1-2とまさかの逆転負けを喫した。

 マルディーニにとってイタリア代表での最後の試合となったこの試合が、荒々しいタックルや人々の疑念を呼んだ数々の判定でサッカーの歴史に残ったのは周知のとおりだ。エクアドルのバイロン・モレノ主審によるレフェリングは、世界中で議論となった。

 マルディーニは、試合が始まる前から「何かがおかしい」と感じていたそうだ。スタジアムへの入場時やキックオフ前のあいさつで違和感を覚えたという。

 イタリアのサイト『fanpage』によると、マルディーニはポッドキャスト「Muschio Selvaggio」で、「選手の全員がIDパスを首にかけてはいなかった。彼らはスタジアムに我々を入れさせたがらず、ロッカールームに入るために揉めたんだ」と明かした。

【画像】モレノ主審にレッドカードを提示され、頭を抱えるイタリア代表トッティ
 
 さらに、「試合が始まる前に、何かがおかしいと気づいた」と述べている。

「2002年は握手がなく、キャプテンだけがしていたんだが、トンマージはいずれにしても握手する習慣があって、主審のところに握手しに行ったんだ。だが、拒まれたんだよ。まさしく追いやられたんだ。それを知ったときに思ったんだ。『何かがおかしい』とね」

 大会後に代表引退したマルディーニは、2004年のEUROや2006年ドイツW杯で復帰を求められるも固辞している。「06年に求められたが、戻る気はしなかった。04年に(ジョヴァンニ・)トラパットーニ監督にも断っていたからね」と振り返った。

 その06年大会でイタリアが優勝したのは、運命の皮肉と言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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