Jリーグは５月12日、J１第13節の１試合を開催。国立競技場では“多摩川クラシコ”、FC東京対川崎フロンターレの試合が開催され、２－１で前者が勝利を飾った。
12分、敵陣ペナルティエリア左でボールを拾った徳元悠平がフェイントを入れ、シュートを放つ。これがネットを揺らしてFC東京が早々にスコアボードを動かす。さらに25分には徳元の低いクロスを安部柊斗が押し込み、リードを広げる。
対する川崎は39分、瀬古樹の縦パスを受けた宮代大聖がペナルティエリア内から鋭いシュートを突き刺し、前半のうちに１点差に詰め寄る。
白熱した攻防を見せ、前半は２－１とFC東京のリードで折り返した。
徳元が１G１Aと躍動
迎えた後半、追いかける川崎は52分、脇坂泰斗が仲川輝人へのタックルで一発退場となり、10人での戦いを強いられてしまう。
鬼木達監督は大島僚太や小林悠らを投入し打開を図ったが、ヤクブ・スウォビィクのビッグセーブなどに阻まれ、同点弾には至らず、そのまま試合終了のホイッスルが鳴った。
川崎は連勝が続いていたが、この敗戦で５試合ぶりの黒星。FC東京は徳元が１ゴール・１アシストの活躍を見せ、３試合ぶりの白星。2018年５月以来のリーグ戦での川崎戦勝利を飾った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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